公園がコスプレ会場

昨日動物園の帰りに見つけたコスプレイヤーが集まる公園に行ってみます。
この日はハロウィンの前日だったのですが僕は全然気づいていなくて公園にコスプレイヤーが集合しているのも何かアニメ好きのイベントかと思っていましたが日付を確認してようやくハロウィンのコスプレパーティーだと気付きました。
今思ったのですがこの日が10月30日でハロウィンの前日、その1日前の29日にも公園でコスプレイヤーの存在を確認しているので少なくとも3日間はコスプレパーティーを楽しんでいる事になります。
もはやハロウィンはおまけでただのコスプレパーティーだったのではないかと思っている今日この頃です(笑)

公園に入るとおびただしい数のコスプレイヤーが雑談をしたり写真を撮りあったりしています。
しかもほぼ全員現地のベトナム人達です。日本のアニメや漫画作品がこれほど多くの外国人に愛されているのを目の当たりにして日本人として少し誇らしい気持ちになりました。
この時はスパイファミリーのアニメは流行している時だったのでアーニャが大量発生していました。
僕が確認しただけでも10アーニャはいたのでベトナムでもスパイファミリーは好評みたいですね。
アニメや漫画だけではなくスマホゲームのキャラのコスプレをしてる人もたくさんいました。
日本のソシャゲを遊んでいる外国人も多いのでしょうか?まぁ日本のゲームも海外で人気ですからね。
日本人の僕も知らないようなキャラのコスプレもたくさんいてなによりみんな楽しそうでした。
いつしかお菓子をもらう習慣は消え失せコスプレ大会へと変貌を遂げたハロウィンですが渋谷でバカ騒ぎしている日本人よりも健全な楽しみ方をベトナム人はしていました。
この日は公園に来る前にベトナム戦争博物館に行ったので次はそちらの様子をどうぞ。

ベトナム戦争証跡博物館

ベトナム戦争証跡博物館は1975年9月4日に開館した博物館でベトナム戦争の悲惨な歴史を辿ることができます。
かなりショッキングな写真も多く展示されているので苦手は人は注意が必要ですがベトナムと戦争は深い関係にありますしベトナムの歴史や文化を知る上では重要な観光地だと言えるでしょう。
入場料も240円程度と格安なので興味がある人が是非訪れてみてください。
入場料を払ってゲートを通るといきなり戦車やヘリコプター、戦闘機などの戦争で使われた乗り物が展示されています。
柵とかもなくかなり間近で見れるので迫力満点ですし戦車、戦闘機合わせて10機くらい展示されているのでこれだけでも240円以上の価値はありますね。
地元の観光客や親子連れも多く訪れていて地元でも有名な博物館みたいです。
カメラの画角に収まらないくらいデカいです。
僕が子供の時に来ていたらテンション爆上がりでしたね。現地の子供たちも戦闘機の前ではしゃいでいるのをみて戦争で利用された戦闘機で子供たちが喜んでいるなんて皮肉だなと思いました。
館内への入り口付近には日本人カメラマンの中村梧朗さんが撮影した写真が展示されています。
中に入ると戦争の凄惨な様子や悲惨な写真が多く展示されていてどれもブログに乗せるのが難しいくらい悲しい写真が負の遺産として遺されていました。
ベトナム戦争はベトナム統一の主導権をめぐって北ベトナム軍、南ベトナム解放戦力とアメリカ軍、南ベトナム政府軍との戦争です。
この時アメリカとソ連が冷戦状態だったことから資本主義と社会主義の代理戦争と言われています。
戦争での被害も大きく劣勢に立たされたアメリカにより撒かれた枯葉剤の影響で終戦後も多くのベトナム人、また戦場で戦ったアメリカ人兵士達が後遺症に苦しめられました。

枯葉剤の被害は終戦後に生まれた乳幼児にも悪影響を及ぼすほど甚大でそういった負の遺産を忘れない為にもベトナム戦争証跡博物館はとても大切な存在だと思いました。
戦争の悲惨さを受け止めて未来の子供たちの為に平和な世界を紡いでいきたいですね。

夜景とパリピロードを楽しみ、風邪をひく

次に行くカンボジアはドルが主に流通しているので余ったお金をドルに替えるべく両替所のあるドンコイ通りまで行きます。
あたりはもう薄暗くなっていて夜景の街並みが楽しめます。ホーチミン最終日でしたがもっと探索出来そうなエリアだたくさんあってかなり心残りです。
ライトアップされた噴水やホーチミン人民委員会庁舎が綺麗でした。夜にも関わらず多くの若者がたむろしていて人気の夜景スポットみたいですね。
両替も無事済ませたので前から気になっていたパリピロードに行ってみます。
パリピロードと勝手に呼んでますが正式にはブイビエン通りと言う繫華街みたいです。
現地人や欧米人に人気のホーチミン最大の繫華街でこの日も通りは人で埋め尽くされていました。
よく見たらちゃんと“ブイビエン ウォーキングストリート”と書いてありますね(笑)
写真で見て分かるようにとにかく凄い人が狭い通りを行き来していて左右にはナイトバーやクラブが奥まで建ち並んでいます。
通りは人混みとクラブの爆音、クラブのキャッチと人の熱気で異様な雰囲気が漂っていて歩いているだけでもなんだか楽しい気分になれる不思議な場所です。

右を見ても左を見てもクラブで、クラブの中もしっかりハロウィン仕様になっていました。
明日はカンボジアへの移動日なのでクラブには行かなかったですが友達といったら絶対楽しいスポットなのは間違いないです。
満足に歩けなくて周りの人と密着しながら進むしかないのでブイビエン通りに行く際は荷物の管理に特に注意しましょう。
こんな人が多いクソ狭い道をバイクが通るカオス(笑)
一通りブイビエン通りを楽しんだので帰りにマックを食べて宿に戻り明日のカンボジアへの移動の準備をします。
最近日本のマックでも無人のタッチパネルで注文が出来ますが東南アジアでは日本よりも早く導入されていてホーチミンのマックもタッチパネルだったのですが僕の前に並んでいる白人女性が苦戦していてブチギレていました。
空腹時のトラブルほど頭にくるものはないので気持ちは分かりますが欧米ではタッチパネルは導入されていないのでしょうか。

宿に戻りましたが体調が悪いです。咳などの症状はないのでコロナではないと思います。
風邪の原因はなんとなく見当がついていて同じドミトリーに泊まっている詐欺師みたいな日本人がめちゃくちゃ咳をしていて確実にうつされました。ほんとうに腹が立つぜ。
近くの薬局で風邪薬を買って明日の移動に備えてゆっくり休みます。

ホーチミンから隣国のカンボジア、プノンペンまでは陸路で移動します。
今回利用する移動手段はバスです。バスで国境を越えるのは初めてなので無事入国できるか心配。
特にワクチン接種証明書を持っていないにで国境を渡る際の証明書を要求されたらアウトです。
カンボジアに入国時の証明書の提示はすでに廃止されていますが何が起きるか分からないのが東南アジア。

ちなみにホーチミンからプノンペンまではバスで約4時間くらい掛かります。
普段リゾートバイトなどで夜行バスの長距離移動を経験してるので4時間は短いように感じます。
価格は日本にいる時に調べたら2000円くらいで行けると書いてありましたが実際チケットを買うと3500円でした。
当日券が買えないこともあるので事前にオンラインで購入するか前日にチケットセンターに行って購入するのがおすすめです。
僕はバックパッカー街のファングーラオ通りのバス会社で購入しました。

というわけで次回はカンボジア、プノンペン編の始まりです。
カンボジアはアンコールワットなどの観光地があるシエムリアップは行ったことがあるのですがプノンペンは初上陸なので楽しみですね。
とりあえず早く風邪を治してプノンペンを満喫したい。
次回東南アジア横断日記~プノンペン編~に続きます。閲覧ありがとうございました!