ベトナムのお土産
ホーチミンともいよいよお別れの時が来ました。
来る前はどうせただの賑やかな都会だろうと思い、さっと観光して早く次のカンボジアに行こうと滞在期間も短めに設定しましたが激しく後悔しています。
賑やかなのは確かですがそれと同時に興味をそそられる建物や場所がたくさんありました。
もっと滞在して色々探索したい気持ちでいっぱいですがスケジュールは決まっているので次の目的地“プノンペン”を目指します。
ベトナムのお土産にマンゴーを買いました。
マンゴーと言えばフィリピンのイメージが強いですが実はベトナムマンゴーも結構有名でお土産としておすすめです。
調べたお店でマンゴーを買ったらトートバッグがもらえました!嬉しい。店員さんのお姉さんは死ぬほど無愛想でした。
後日談ですがこの時に貰ったトートバッグは今でも海外に行く時などで使っています。
ありがとう、お姉さん。
またホーチミンには日本語が話せる店員さんが働いてるお土産屋さんがあるのでマンゴー以外にもそこでお土産を買いました。
久しぶりに日本語が話せて嬉しくなって色々買ってしまいました。商売上手ですね。
ベトナムで日本人以外と日本語で会話するのはなんだか変な感覚です。
ここではベトナムのお土産として人気なコーヒーと小さい小皿を買いました。
ベトナムのお土産は凄く選びやすかったです。
有名なお土産はネットで調べればたくさん出てきますしマーケットも衣類から変わった食品まで幅広く販売しているので選択肢も多いと思います。
お土産選びが苦手な人にも安心なお土産専門店もありますし自分でこだわりの一品を見つけたい人は是非マーケットに行ってみてください。
プノンペンに移動
ベトナムから隣の国カンボジアのプノンペンにバスで移動するためにバス乗り場に行きます。
前日から体調を崩していて前の日の夜に薬を飲んで最大限に暖かくして寝ましたが健闘虚しく改善しませんでした。
昼の11時のバスなのでバックパッカを背負ってぜぇぜぇ言いながらバス乗り場まで行きます。
僕が利用したバスはバックパッカー街のファングーラオ通りにあるバス会社のバスを利用しました。
当日券も売っていますが確実性を求めるなら前日かネットで買うのがおすすめです。
チケット代は6万ベトナムドンなので日本円で約3700円くらいですかね。
バス乗り場はバスのチケット売り場と同じ場所なので前日に下見も兼ねてチケットを買うのがいいかもしれません。
11時30分のバスでしたが余裕を持って11時にバス乗り場に着いたのであとはバスが来るまでひたすら待ちます。
バス会社と待合室はこんな感じです。
クーラーは無く扇風機だけなのでちょっと暑いですが早めに来れば室内で椅子に座りながら待てるので多少マシでしょう。
ホーチミンは11月でもかなり蒸し暑いので、そんな天気のなか何十分も外でバスを待つのはかなりしんどいです。
全然バスこないなーとボーっとしてると受付カウンターに黒のワイシャツに黒のスキニーを履いて頭にはゴールドのサングラスをかけている、いかにも輩みたいな見た目のベトナム人が家族連れで来て何やら店員と揉めている様子。
どこの国にもこういう人がいるんですね。なるべく関わらないようにしておこう。
11時20分くらいのバスが来たので乗り込みます。
バスのスタッフが一人一人のパスポートチェックしていますが僕のパスポートはビザがないと言われました。
カンボジアに入る際にはアライバルビザが必要です。なので事前にベトナムにある大使館に行って発行してもらわないといけないのですが行こうとした日が日曜日で閉まっていたので行けませんでした。
大使館に行かなくてもカンボジアの国境で自力で取れるみたいなので、自分でこの後取るとスタッフに説明しましたがそもそもスタッフが英語ができない人なのでまったく通じません。
困っているとさっきの全身黒づくめの輩が僕の近くに来て通訳をしてくれました。
通訳によると自力では取れないのでスタッフが代わりに申請するから40ドルよこせと言うことらしい。
大使館や自力でアライバルビザを取る場合は30ドル掛かりますバスのスタッフに頼むと10ドル勝手に上乗せされることは事前に調べていたので知っていました。
なので黒づくめの輩に自分で取るから大丈夫と伝えてくれと言いましたがスタッフは自分で申請すると時間が掛かるから俺たちに任せろと言いてきます。
通訳を介しての会話もめんどくさいですし10ドル損しますが事前に大使館で取っていなかった自分のせいなのでスタッフに頼むことにしました。
財布の中をみると35ドル分しか現金がない。モクバイという国境がある街にいけばATMがあるらしいのでそこでお金を下ろすことに。
モクバイに着いたがATMらしい物も見当たらないしスマホも国境付近が原因なのか繋がらない。
そんな困り果てている僕を助けてくれたのはバス乗り場で店員と揉めていた黒づくめの輩みたいな人でした。
そもそもバスで通訳をしてくれましたし、一緒に国境でATMも探してくれました。
近くいた現地人に色々聞いてくれて国境の入国ゲートにいるおばあちゃんが両替してくれるという情報も教えてました。
早速そのおばあちゃんに両替を頼むと1万円しか両替ができずレートは1万円→58ドル。
正規をレートだと68ドルなのでまたしても10ドル損します。
微かに見え希望からの絶滅。困っている人の弱みに漬け込む性根の腐ったババア。
そんな状況で露骨に嫌な顔をしている僕を見て輩みたいな人は爆笑していました。
これは最後の手段を取るしかないと思い、輩みたいな人に『カンボジアに着いたら返すから5ドル貸してくれないか?』と聞いてみる。
いいと言いてくれた。めちゃくちゃいい人じゃあん。
入国する時も色々教えてくれてビザ代の足りない5ドルも払ってくれたおかげで無事入国出来ました。
輩みたいな人がいなければ入国出来ていなかったので本当に感謝しかないです。
そのあとバスの中で少し輩みたいな人と話すことに。
どうやらその人はベトナム人ではなくカンボジア人でベトナムからカンボジアに家族で帰るみたい。
僕がこれからカンボジアで泊まる宿を教えると、すごくいいホテルだよ!っと言ってくれました。
本当に人をみかけで判断してはいけないと学ばされました一件でした。
体調は相変わらず悪いので目的地に着くまで寝ることに。
結構ガッツリ寝てしまって気づいたらプノンペンに到着していました。
借りたお金を返そうと輩みたいな人を探してますが既にいません。どうやら別の場所で降りてしまったみたいです。
申し分ない気持ちでいっぱいになりました。
たった5ドルですが僕を救ってくれた5ドル以上の価値がある5ドルでした。
海外でこんな人助けをしてもらえるとは思ってもいませんでしたし困っている人がいたら恩返しが出来なかった分今度は自分が助けたいと思いました。
プノンペン到着
優しいカンボジア人のおかげでプノンペンに無事到着しました。
バスターミナルからホテルまでは20分くらい歩くみたいです。とりあえずATMでお金を下ろします。
時刻は5時くらいだったと思いますが辺りはすでに暗く夜道を歩いてホテルまで行きました。
車通りがかなり多いですが道路と歩道はある程度補正されているので轢かれる心配はなさそうです。
初めてのプノンペンの風景は意外とビルや商店街が煌々ときらめいている都会の風景でした。
僕のイメージではカンボジアは土の道路で田舎っぽいイメージだったのですがプノンペンは発展しているみたいです。
天井が傘で覆われたオシャレな通りもあってプノンペンのかなり楽しめそうです。
次回はプノンペンで泊まる宿やプノンペンの街並みを紹介してきます。
プノンペンでは具体的に行きたい場所もあるので結構楽しみです。
また次の記事で会いましょう。ありがとうございました!