夜散歩inカンボジア

カンボジアの移動日前日から体調を崩していましたがほぼ完全な状態まで回復しました。
しかしあまりにも部屋でゴロゴロしすぎて海外いるのに昼夜逆転してしまい朝起きれない状態に。
一日中部屋で引きこもっているのはあまりにもったいないのでカンボジアの夜を探索します。
夕方くらいに宿を出てひとまず腹ごしらえの為に近くの唐揚げ屋さんに行きます。

以前から気になっていた唐揚げ屋さん。
これまでは朝は寝てて昼はコンビニで買ったパンを食べて夜は丸亀製麵でうどん屋を食べる日々。
もっとバリエーションが欲しいので唐揚げ屋さんに行きます。
唐揚げにご飯とドリンクが付いて3.8ドルとまあまあお手頃価格なのかな?
普通に美味しい唐揚げ。
ご飯は日本の米と違ってタイ米っぽいというか少しパラパラ、ぱさぱさしてます。
ご飯がパラパラしているのでフォークだと絶妙に食べにくいのが残念なところ。
ですが店内は唐揚げ屋さんとは思えないほどオシャレな内装となっています。
まるでカフェみたいな内装ですが唐揚げしか売ってません笑
海外でタイ米っぽいとは言えご飯が食べられるのは日本人として嬉しいですしコーラを飲みながら食べる唐揚げもこれまた美味い。
壁には何故かドラえもんの手拭いが大量に飾ってあってドラえもん好きの妹が見たら喜びそう。
ご飯も美味しいですし値段もまぁまぁお手頃なのでこれからは丸亀製麵と唐揚げ屋さんのループになりそうです。
良い感じに腹ごしらえも済ませたので夜の探索の続きをしていきます。
夜の8時くらいから散歩を始めましたがベトナムと比べて街頭が少ないので少し歩くのが怖い。
カンボジアにもレインボーブリッジなる橋があるらしいのでレインボーブリッジを目指して歩きます。
レインボーブリッジまでの道中の街並みがコロコロ変わって面白いですね。
ローカルな街からビルがポンポン生えてる住宅と歩いているだけで街が様変わりしてます。
レインボーブリッジに着きました。速攻で閉鎖できそうなヘボい橋でした。
あまりのヘボさに写真を撮ることを忘れてしました。
橋の向こう側に行ってみるとまた違った風景が広がっていて道路も歩道も今までの街より広く学校のようなしっかりした施設もあったのでお金持ちが暮す地域なのかもしれません。

カンボジアには至る所に公園があって夜な夜な現地の人々がたむろしたりお酒を飲みながらおしゃべりをしたりと楽しそうです。
公園にもそれぞれ個性があって公園を探索するだけでも結構楽しい。
可愛らしいLOVEの形をした金網状の縁結びのオブジェクトがあって金網にカップルが鍵をぶら下げるのがカンボジア流らしいです。
ハートの奥から目ガンギマリのカエルがこちらを凝視してきて夜は結構怖い。
このカエルは一匹しかいないのでリア充を爆発したいボッチの怨念が込められているのでしょう。

宿で大事件※下ネタ注意

夜の散歩を3時間くらい楽しんで宿に戻ってきたのは11時頃でした。
部屋に戻ると誰もおらず部屋の電気だけが付いています。
カンボジアの街も色々面白そうだなぁとこの後とんでもない事が起きるとも知らず浮かれていました。
結構歩いて汗だくだったのでシャワーを浴びようとバスルームに行ったらドアが閉まっていて誰か使っている様子。

そんな事はドミトリーでは日常茶飯事なので仕方なくベッドで待つことに。
ちなみにこの時の同居人は初日にいた先客のマッチョマンとタトゥーマンの代わりに入ってきたおそらくカップルの2人組。
僕、マッチョマン、カップルの計4人がいて満員の状態でした。

シャワーをしばらく待っているとシャワー室からなにやら声が聞こえてきました。
声と同時にパンッパンッという音も聞こえてきて女性の喘ぎ声も聞こえてくる。
この時僕はそれほど動揺しておらず『最近来たカップルがおっぱじめたか』ぐらいに思ってました。
少し気まずいですがシャワーから出てきたら僕の存在に気付きどこか外の別のホテルに消えるだろうと思い行為が終るのを待ちます。

しばらくすると声も音も治まってシャワー室のドアが開く音がします。
よしきた!と思った矢先、出てきたら全裸の女性が部屋の電気を消し始める。
『え?ちょっとマッ。』予想外の展開に完全に頭が真っ白になる僕。
女性はそのまま僕がいる2段ベッドの下に入ります。

その女性を追いかけるように全裸の男もシャワー室から出てきました。
そして衝撃の事実に気付きます。
てっきりカップルだと思われていた犯人の正体は先客のマッチョマン。
しかもマッチョマンの寝床は僕の下のベットです。

部屋も暗くなり、いい感じのムードの二人は僕の存在に全く気付きません。
かなりマズい状況になったと焦りますが時すでに遅し。二人の愛の営みが僕の真下で始まります。
速攻で僕の友人に現状をlineで報告すると僕と同じ状況に置かれた人のブログのリンクが送られてきました。
記事を読むと、そのブログの執筆者もドミトリーで寝ていたら下のベッドで同居人がおっぱじめて、その人は勇気を振り絞って声を掛けたが『気にしないでくれ』と一蹴され怒りに震えたとか。

解決策どころか完全に積んでいる状況を思い知らされて啞然としている僕を知る由もないマッチョマン達の行為は激しさを増していきます。
ビデオでしか聞いた事のないようなoh...yes!的な声がベッドの下からしきりに聞こえてきます。
変態紳士の皆さんはラッキーじゃあん!思うかもしれませんが実際遭遇すると嬉しさより気まずさの方が余裕で上回り、それどころではありません。

この時僕の頭の中にあったプラン3つ。
①ブログの人のように勇気を出して声を掛ける。
②行為が終わるまで気づかれないようにじっとしてる。
③物音を立てて僕の存在に気付いてもらう。

まず①ですがなんて声を掛けたらいいかあらゆる状況をシミュレーションしましたがoh...yes!の雑念が邪魔してきて全然最善策が思いつきません。
それに男としてのいらない優しさが流石にお楽しみ中を邪魔するのは忍びないと囁きかけてくるので却下。
次に②ですが段々行為が激しくなってくる様をまじまじと盗み聞きするのも忍びないということで却下。
なので僕がとった行動は③でした。

ベッドの上を少し大袈裟に移動してみたり、ちょっと咳払いをしてみたりしましたが燃え上っている二人には僕の些細な行動など眼中になく段々自分が馬鹿らしくなってきました。
『俺はなんでカップルにこんな気を使っているのか。そもそもドミトリーに女を連れ込んでくるなよ。』
そう思ったらなぜか吹っ切れてどーでもよくなりイヤホンを取り出してYouTubeを観始めます。

YouTubeを観ている間も行為は継続しておりマッチョマンという震源地からの地震によって2段目の僕は腰振りと同時に揺れていました。
こっちも腹くくっているのでお構いなしに揺れながらYouTubeを観ていると揺れが次第に収まっていきます。
やっと終わったか。と安心したのも束の間、今度は女性のご奉仕タイムです。
これはこれで何とも言えない気まずさがありますがこの時も僕はみんなのドミトリーでなに楽しんでるんや!と怒り心頭。

事態が急変したのは突然のことで僕は壁を背に体育座りしながらYouTubeを観ていたのですが不意にベッドから出てきた女性とがっつり目が合います。
やべっと思いましたがこちらは何も悪い事をしていないので毅然とした態度でYouTubeを観ていると男女はコソコソと話をした後そそくさと着替えて部屋を出ていきました。
なにこの俺が悪いみたいな感じ。

納得がいかず僕も友人が送ってくれたブログの人みたいに怒りに震えながら、ようやく空いたシャワー室で汗を流し同時に頭も冷やしました。
その後冷静になってどうするべきだったのかを考えましたがそもそもドミトリーという共同生活の場に異性を連れ込んで行為をするあいつらが完全に悪いという結論に至りました。

皆さんもこのような状況にはくれぐれも気を付けてください。
大変気まずいですしあたかもこっちが悪者ような扱いをされますが被害者は火を見るよりも明らかなので堂々とした態度で迎え撃ちましょう。

まだまだ事件は終わらない

ようやく平穏ないつもの部屋に戻りましたが騒がしい夜はまだまだ終わりません。
その様子は次回の記事にまとめていきますので良ければそちらを読んでください。
まさかドミトリーでこんな事件に巻き込まれるとは思いませんでしたが正直かなり美味しい話のネタなので今ではあのカップルには感謝しています。

皆さんもくれぐれも気を付けて欲しいですし、逆に皆さんも海外でいい出会いがあった場合はその場に誰もいなくてもちゃんと別のホテルを取って楽しんでください。
そっちの方が幸せな夜を過ごせますしトラブルに巻き込まれる心配もありません。

ということで今回は海外のドミトリーでとんでもない出来事の遭遇した話でした。
他にも東南アジアを旅行した記事を書いているので良かったら読んでみてください。
それではまた次の記事で会いましょう。閲覧ありがとうございました!