今までとは違った環境

今回は台湾に持って行った荷物の中で不要だった物と逆に持ってくれば良かった物をまとめました。
台湾旅行の荷造りは今までの東南アジア横断やフィリピン旅など過去の旅行を参考にしましたが僕が思っている以上に東南アジアと台湾では設備や国民の生活水準、治安面などに違いがありました。
なので必要以上に備えていた部分もあってそれによって不要な荷物も増えてしまいました。

というのも東南アジアも最近は経済成長も著しく地域によっては日本と大差ない場所もありますがやはりまだまだ治安や経済的に安定していないので安全面の不安やもしもの時の為に備えておかなければいけません。
例えば盗難防止用の鍵などは必ず準備していましたし持っていく全てのカバンに付けていました。
そんな東南アジアばかりで旅をしていたので『海外=危険な場所』という認識が自分の中で過度に強まっていました。

もちろんその認識は間違っていないと思いますし、盗まれるよりは鍵まみれの怪しい人間に思われた方がマシです。
しかしあまりに警戒しすぎて旅行先での生活が不便になるのもそれはそれで問題。
なので今回はそんな僕の反省を活した記事になっています。
この記事を読んで完璧な台湾旅行を楽しんでください。

使わなかった物

最初は使わなかった物です。
持って行ったものの全く使わずバッグから出すことすらなかった物や自分は使いましたが実際2週間生活してみて必要性を感じなかった物を書き出しいきます。

トートバッグ

まずは“トートバッグ”です。
東南アジアの旅では大活躍でしたが台湾旅行では一度も使わなかったです。
バッグから出すことすらなかったので存在そのものも忘れてました。
帰りに荷造りをしている時に『そう言えば持ってきたな』と気付くくらい今回はベンチを温めてましたね。

僕の中での誤算は機内持ち込み荷物の重量を20㎏に増やしたことを考慮していなかった事です。
20㎏に増やしたのでバックはNOMATICのバッグと折り畳めるトラベルバッグ2つで入国しました。
このトラベルバッグがトートバッグの完全上位互換となっており、それによってトートバッグの出番は皆無となったのです。

東南アジアやフィリピンの時は機内持ち込み荷物は7㎏や10㎏などかなりギリギリの中でやりくりして荷物も全てNOMATICのバッグに入れていたので急な荷物が増えた時や現地でちょっとしたバッグが必要な時など、トートバッグが活躍する場合は多くありました。
ですが今回は荷物に余裕がありましたしバッグが必要な時はトラベルバッグがあったのでトートバッグは必要なかったというわけです。

サングラス

元々オシャレ目的で持って行ったサングラス。
日本はもう冬なので掛ける機会もないし台湾には革ジャンで行ったので革ジャンとサングラスでカッコよく決めようと思いましたが一回も使いませんでした。
それにオシャレ以外にももう一つサングラスを持って行った理由があります。

それは舐めなれない為です。
海外で舐めなれないようにするのはとても大切なことで特に童顔の日本は舐められやすい。
東南アジアでは気弱そうだったり自分より下だと思った相手には変なものを売りつけたりしつこく客引きをしたりなにかと面倒くさい扱いを受けることがあります。

その防止策の一つがサングラス。
筋トレという手もありますが筋トレは効果が絶大な分、時間がかかります。
サングラスは簡易的な対処方法で相手の目が見れないと人に対して強く出れなくなる人を心理状況を利用しています。

ですが台湾では全く必要ありませんでした。
なぜならどいつもこいつもイイ人すぎる。そして客引きそのものがほぼ存在しません。
僕もびっくりしました。基本的に何か尋ねたら答えてくれるし困っていたら助けてくれます。
台湾人に優しさも前ではサングラスは不必要でしたし逆にこっちが怖がられてしまって逆効果です。

しかも12月の台湾は午後5時には暗くなるくらい日照時間も短いので日差し対策としても微妙でした。
もちろんオシャレとして持っていくのは個人の自由ですが客引きや悪質な商人を撃退する気満々だった僕には不必要でしたし、台湾にはそんな変な人はほとんどいませんでした。

東南アジアで一番気を付けなければいけない事は盗難です。
今まで東南アジアで物を盗まれたり無くしたりした知り合いを何人も見てきましたし僕も実際、物を盗まれた事もあります。
なので東南アジアでは物の管理とセキュリティが何より大事です。

その為僕は海外行く際はあらゆるバッグのあらゆるファスナーに鍵を掛けて旅行します。
カバンが鍵だらけになってちょっとした縁結びのスポットみたいになるくらいです。
しかし台湾はこれまた僕が思っている以上に安全な国でした。
外に出かけてもカバンに鍵なんか付けている人は一人もいません。

宿に泊まっても他の宿泊客はスーツケースも外に置きっぱなしです。
僕は万が一に備えて毎回鍵を開け閉めして荷物を取り出していましたが正直めんどくさかった。
なので最低限スーツケースなどに鍵があれば大丈夫ですし宿によってはナンバーキー付のセキュリティーボックスもあるので僕みたいに警戒する必要はなさそうです。

少なくとも外出時に持ち歩くカバンに鍵を付ける必要はありません。そんな事をやっているのは周りで僕だけだったのでかえって不自然でした。
ですが有名な観光地などはまだ置き引きや盗難もあるみたいなので油断はせずに荷物も管理は怠らない方がいいでしょう。

シャンプー類

僕は愛用のシャンプーがあるので持っていきましたが特にシャンプーなどにこだわりがないのであれば宿にも備え付けのシャンプーはありますし、無ければコンビニやスーパーなどで簡単に購入できるので持っていかなくても問題ないと思います。

シャンプー類は地味にかさばりますし100㎖以下の容器に入れて更にジップロックの透明な袋に入れないといけないので面倒くさいです。
なので荷物軽量化や荷造りを短縮したい人はシャンプー類などは持っていかなくても大丈夫だと思います。

持ってくれば良かった物

今度は逆に持ってくれば良かった物です。
あればあればもっと快適だったなと思った物、でも現地で買うのも憚れるくらいの物なのでなくてもいいかも笑
そんな数も多くありません。それくらい台湾という国は住みやすく暮らしやすい場所でした。

延長コード

普段は持って行っているのに今回に限って忘れました。
そして忘れた時に限って宿のコンセントが1口しかない。
なので携帯やパソコン、カメラのバッテリー、ワイヤレスイヤホンの充電は交代で回してました。
そこまで不便ではなかったですけどあればもっと快適だったというレベルの物です。

ちなみに台湾のコンセントタイプは日本と同じなので変換器はいりませんが電圧は台湾が110Vと日本より10V高いのでそこはご注意を。
ただ最近の充電器はどれもグローバル対応なので問題ないと思いますが万が一の為に確認はしておきましょう。

防寒具

僕が台湾に行ったのは12月~1月でした。
台湾の12月~1月は日本よりも断然暖かく平均気温も15℃ととても過ごしやすいです。
なんなら晴れている日の日中は20℃を越える日もあるので冬だからとあまり厚着をしていくと暑いくらいです。

ですがさっきも言ったように日照時間は短いので午後6時には完全に外は真っ暗で夜になります。
日が落ちるとさすがに気温も下がって日本よりは暖かいですが肌寒さも感じるでしょう。
昼間と夜の寒暖差があるので防寒着があればより快適過ごせると思います。
ヒートテックやコートというより手袋やネックウォーマーと言った持ち運べて着脱が簡単な物がおすすめです。

僕も手袋を持っていきましたが年越しと共にどっかに行きました。
特に年末年始の花火を観る予定の人は防寒具を持って行った方が年越しまでの待機時間寒くなくて済みます。
僕は寒さで凍えながら年を越したので皆さんは暖かな年越しを迎えて欲しいです。

予備のクレジットカード

これは完全に僕の失態なんですが現地のATMに楽天銀行のキャッシュカードを飲み込まれてしまいました。
幸い現金と楽天カードのクレジットカードがあったのでその後の旅行に支障はありませんでしたが今回の件で予備のクレジットカードの必要性に気付きました。
もし楽天カードそのものが使えなくなったり楽天カードも無くしたり盗まれたら僕は台湾で生活できていなかったので予備のクレジットカードは今度の旅行には必ず持っていくようにします。

最低限でも2枚、僕の場合は楽天カードと楽天銀行で2枚あるので予備としてもう一枚別の会社でクレジットカードを作っておきます。
その分盗難のリスクも上がりますがその場合はすぐカードを止めればいいですし盗難などの不正利用の場合は基本的に金額は戻ってくるので作るメリットの方が大きいと思います。

おわり

今回は台湾旅行で使わなかった物、持ってくれば良かった物の記事でした。
僕自身東南アジアに良くも悪くも染まり過ぎていた部分があって、そのせいで感覚が若干ずれていましたが台湾は僕が思っている以上に安全で設備も整っている素晴らしい国でした。
日本からも近いですし人も優しく安全なので旅初心者の方にもおすすめの国ですね。

使わなかった物に関してはほとんど東南アジアの悪影響でした笑
ですがこれからも僕は備えあれば患いなしのスタイルでカバンに鍵をジャラジャラ鳴らしながら旅行しようと思います。
持ってくれば良かった物に関しては、あればもっと快適になるくらい物なのでなくても全然問題はないです。

ということで今回の記事はここまで。
帰国から1週間経った今でもまた行きたいと思えるほど素敵な国でしたし、日本といる時と変わらないくらい快適に過ごせた2週間でした。
これからも台湾旅行の思い出を書いていくので良かったら読んでください。
それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!