はじめに

HUAWEI FreeBuds 5iは去年のHUAWEIのワイヤレスイヤホンの新作で僕は一世代前のHUAWEI FreeBuds 4iを使っていました。
5iの詳しい性能やレビューについては別の記事にまとめているのでリンクの記事を読んでいただければ幸いです。
今回は約2ヶ月間FreeBuds 5iを使ってみて僕が思う最終的な評価をしたいと思います。

最終評価

総評

まずはじめに結論的なところから言いたいと思います。
僕のFreeBuds 5iの最終的な評価を一言で言うと『非常に惜しいコスパ最高ワイヤレスイヤホン』です。
全体的にはとてもいいワイヤレスイヤホンだと思います。
ですが性能が良いが故に惜しいところが目立ってしまう、そんな機種だと僕は感じました。

これからそんなFreeBuds 5iの良いところ、惜しいところを詳しく述べていきたいと思います。
僕の個人的な感想ですが良いところと惜しいところのバランスが極端なイヤホンだったかなとも思っています。
良いところは凄く良いのですが惜しいところはかなり惜しい、といった感じでなんとも歯がゆい。
購入を検討している人は是非とも参考してください。

良いところ

音質

まず特筆すべきは音質でしょう。
FreeBuds 4iと比べて格段に進化したと思います。
1万2千円以下(セール時だと1万以下で買えます)のイヤホンでこの音質が実現できたのは正直驚きました。
僕は元々音楽に詳しくわけでもないですしワイヤレスイヤホンに求めることと言えばノイズキャンセリング機能と操作性、あとは電池持ちくらいだったので音質は前より良くなっていればいいなぁ。くらいに思っていたのですが大幅に改善されましたね。

僕みたいな素人耳でも分かるくらい音のメリハリがハッキリしてますし、楽器それぞれの音が際立って聞こえてきます。
特に低音のベースやドラムの音もハッキリ聞こえて重低音信者も僕も満足できる音質をしています。
今までFreeBuds 4iで聞いていた曲が違った曲に聴こえるくらい音質の進歩は素晴らしいです。
FreeBuds 5iの一番の強みは僕は音質だと思います。

良いところは以上になります。
もっと良いところもあるのですが同時に不満な要素も同時にはらんでいるので今回は惜しいところで紹介します。
音質だけでも買った甲斐があったと思うくらい音質は素晴らしいです。
この音質で他の機能も充実していれたら完璧なワイヤレスイヤホンだったのですけどね。

惜しいところ

ノイズキャンセリング機能

僕が一番ワイヤレスイヤホンの重要視している機能はノイズキャンセリング機能です。
FreeBuds 5iのノイズキャンセリング機能は買い始めの時は弱く感じましたが今では慣れてきたのか気にならなくなってきました。
だた単純に慣れてきただけなので4iの時と比べるとノイズキャンセリングは弱くなっている気がします。
特に高音の音をよく拾ってしまう傾向にあると思います。

音質がいいのでイヤホンの音量を上げることで雑音を無理やり消すことはできます。
しかし純粋なノイズキャンセリング機能はあまり強力ではないと個人的には思います。
せっかく音質がいいので雑音が遮断された環境で音楽を楽しめれば最高だったのですが、、。
これがまず最初の惜しいポイントです。

マルチ接続

FreeBuds 4iには無かったマルチポイント機能が5iで追加されました。
記事を書くときやYouTubeなどの動画を閲覧するのにノートパソコンを使っているのでマルチポイントの追加は個人的にとても嬉しかったです。
ですがこのマルチポイントが正直言って一番微妙。

どこが微妙かと言うと接続の安定性。
マルチポイントで接続することは可能性ですが別のデバイスの一度接続してまた元のデバイスに接続し直すと片耳から音が聞こえなくなったり、そもそも繋がらなかったりします。
またスマホでアプリを開きながらノートパソコンで動画を観ている時に動画が終わるとすぐにスマホに接続されてしまい、またノートパソコンに接続し直すのが面倒です。

対策としてワイヤレスイヤホンの専用アプリで優先デバイスが選べるのでノートパソコンを優先デバイスに設定しています。
効果は今のところ謎ですが少し安定した気もします。
マルチポイントの追加自体が良かったのですがまだまだ改善できる余地がありそうです。

形状

FreeBuds 5iの形状は4iより小さく軽くなっています。
それだけなら良いのですがフィット感は圧倒的に4iの方が良かったです。。
これは初めて付けた時に思ったほど明確に違いがありました。
カナルのラバーカバーの大きなが合ってないわけではないです。

フィット感が悪くてズレ落ちはしませんが結構な頻度でズレてきます。
そのせいで外部の音が漏れてきてノイズキャンセリング機能にも支障をきたしてます。
僕が一番FreeBuds 5iで改善してほしいところがフィット感です。
個人差はあると思いますが前のFreeBuds 4iのほうが確実に良かったと思います。

電池持ち

電池持ちは僕の体感で言うと6~7時間くらい連続再生が可能です。
急速充電も搭載しているので10分ほど休憩して充電すればまた数時間は使えると思います。
ではなにが惜しいかというと、電池残量が20%でも通知音がなることです。
FreeBuds 4iは10%になると通知がなっていましたが何を血迷ったか5iから20%でも鳴ります。

これによって『え?もうバッテリーないの?』という不安感に苛まれます。
最近はこの仕様に慣れたので『はいはい、20%ね。』という感じですが10%からでも全然良かったと思います。
前機種ユーザーならではの悩みですが、こういったところが惜しいと思う要因の一つです。
FreeBuds 5iの惜しいと思うポイントは以上になります。

まとめ

今回はHUAWEI FreeBuds 5iの最終レビューをまとめてみました。
新機能、マルチポイントの追加であったりイコライザーやジェスチャー機能の多機能化など目に見えて進化感じる機種でした。
ですが新機能も完全にストレスフリーで使えるまでになっていません。
スマホや全てのガジェットに言えることですが使い勝手の悪い新機能などない方がマシです。

次回作では音質やマルチポイントはそのままにフィット感の向上とマルチポイントの接続の安定性の改善をしてほしいです。
色々酷評した部分もありましたが今のところ日常的に使っています。
やはり音質が良いというのが大きくて、この音質に慣れてしまったら他のワイヤレスイヤホンが使えなくなってしまわないか心配です。

ということで今回の記事はここまで。
価格は通常時で11800円ですがAmazonセール時で僕は7000円以下で買えました。
これだけの機能と音質で7000円以下ならばコストパフォーマンスは最高だと思います。
それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!