ワットプノン

明日はプノンペンからタイのバンコクに移動する日なので実質今日が最終日です。
ですが日程を間違えて宿を1日少なくとってしまったのでマッドモンキープノンペンの宿を延長をします。
フロントに聞いたところ再チェックインが2時からということなのでそれまでどこかで行きましょう。
ということでこれから行くところは“ワットプノン”です。

マッドモンキープノンペンからは歩いて30分くらいなので歩いて行きます。
ワットプノンは1373年に建設された仏教の寺院です。
標高27mの少し小高い丘の上に建てられた寺院でプノンペンにある宗教建設として一番高い位置にあります。
ちなみにプノンペンのプノンはこのワットプノンからきていると言われています。
到着しました。
入り口にはナーガ像が狛犬のように建っています。
小高い丘の上にあるのでこの階段を登って寺院まで行く感じですかね。
入場料はなんと驚きの1ドル!笑
もはや無料同然なのでありがたい。
階段を登ると本堂があります。
本堂には狛犬らしきものがいました。
天気のいいので絶好の観光日和ですね。
誰でも本堂に入って参拝や観光をすることができますが靴を脱ぐのがマナーなので忘れないように。
本堂に入ると様々な像とカラフルな装飾が壁と柱に施されていました。
内装も綺麗ですし凄くご利益がありそうな雰囲気があります。
壁にも様々な絵が描かれていて凄く神秘的です。
人気の寺院なのでたくさんの現地人が参拝に来ていました。
こちらを見て微笑んでいるこの人は“ペンさん”というご夫人です。
この人こそがプノンペンの“ペン”の由来でもありワットプノンを創設した人と言われています。
プノンペンの意味はプノンが丘、ペンが先程紹介した夫人の名前なので“ペンさんの丘”という意味になります。
ワットプノンはペン夫人が川で見つけた仏像を小高い丘で祀ったことが始まりと言われているのでペンさんもここに祀られているのです。
お寺の周辺は割と無法地帯というか動物達の住処になっています。
東南アジアのお寺あるあるではありますが寺で飼っているのか、ただ住み着いた野良なのか分からない動物たちがそこら辺で昼寝をしていました。
とても可愛いので写真を撮っていたら黒猫ちゃんに怒られてしました。
猫にもプライバシーがありますもんね。

ワットプノン周辺

ワットプノンの観光も終わったのでこれからワットプノン周辺を探索しようと思います。
宿からワットプノンに来る道中に色々発見したので写真と共に紹介していきます。
まずはこちら。
ワットプノンのすぐ隣にある綺麗な建物です。
有名なホテルか観光スポットかと思いきやどうやらただのカンボジアの電力会社みたいです笑
まぁ電力会社と言ったら結構儲かっていると思うのでこんな立派な建物が建てられるのでしょう。
近くには芝生で出来た時計もありました。
オシャレではありますが時間は見づらいです。
ですが景色としてはすごく映えるのでおすすめのスポットです。
ちなみに映り込んでるおばさんはたまたま映った知らないおばさんですが何故か一緒に観光に来た人みたいな映り方してます。
少し歩いた所には公園があって、公園には印象的なオブジェクトが飾られていました。
遠目で見るとただの鳥のオブジェクトですが近くで見ると銃の部品で出来てる事が分かります。
勝手な憶測ですがおそらく平和をテーマにしたオブジェクトなのでしょう。
テーマもさることながらデザインがとても良いですね。
まだ再チェックインまで時間があるので近くのモスクに寄っていきます。
アルサーク・モスクというモスクみたいで白の外壁が特徴のモスクです。
左右の塔とドームのてっぺんにある月みたいな飾りが可愛い。
入り口にはモスクでの注意事項が書いてあって『モスクでの睡眠禁止』と書いてあったのですが、おじさんが思いっきり寝てました。

チャイナシャツ売れる

いい時間なので宿に戻ってチェックインをします。
新しい部屋に案内もらう最中に女性のスタッフに話しかけられました。
『もしよかったら、あなたが着てるチャイナシャツ売ってくれない?』
いきなり過ぎて困惑しましたが、彼女曰く日本の文化とか物が好きらしく、僕のチャイナシャツが気に入ったらしいです。

お気に入りのチャイナシャツで海外旅行に行く際が必ず持って行っていたので悩みました。
ですが、なんだか自分のセンスが認められたみたいで嬉しかったので売ることに。
『私の給料がそんな高くないのであまり高くは買えない』とのこと。
なので5ドルで売ってあげます。
確か3000円くらいで買ったので今思うとかなり良心的な値段です。

ですがよくよく考えたらチャイナシャツは日本の物でもないですし、そもそも僕がチャイナシャツを買ったのはマレーシアです。
日本人の僕が着ているだけで日本の要素は全然ないですが、そんな僕の心配をよそに彼女はとても嬉しそうです。
本人が喜んでいるならいいか。
喜ぶ彼女を見て周りのスタッフもジロジロ僕のチャイナシャツを見てます。
恥ずかしいからやめてくれ。