Clay Pot Rice

最初に紹介するのはClay Pot Riceです。
日本語でいうと“土鍋飯”ですね。
ハノイ駅の近くで発見して『これは旨そう。』と思い入ることにしました。
僕が頼んだのは鶏肉が入った土鍋ご飯です。
値段は4万5千ドンなので日本円だとだいたい270円くらいでしょうか。

友人は牛肉バージョンを頼んでいて、そっちは5万ドンなので300円くらい。
1杯の価格としてはかなり安いですよね。
最初にキャベツの千切りの和え物とスープが来ました。
僕は手を付けませんでしたが現地の人はご飯に混ぜて食べたりしていました。

肝心の味ですが凄く美味しかったです。
ハノイで食べた物で個人的に一番美味しかったと言っても過言ではありません。
米の味はシンプルというかかなり薄味なので米単体だとそこまで味はしませんが鶏肉と一緒に食べた時にハーモニーが素晴らしいワルツを奏でています。

日本の米は甘みが強く単体で食べてもその味がはっきりと分かるくらい主張が強い言わば主役です。
さらにお肉という強烈な主役と組み合わさることによってさながらW主役物のインパクトと残します。
一方ハノイで食べたお米はどこか控えめですがお肉とダックと組んだ瞬間にその真価を発揮するのです。
ハノイのお米はお肉の美味しさを最大限に発揮してくれる食の助演男優賞と言えるでしょう。

ちなみに友人は『この米が旨いね。』といいながら米単体でバクバク食べていました。
人の味覚って人それぞれだと強く感じる瞬間でした。
約300円という値段ですがボリュームも結構多くてこれ一杯で晩飯は充分なくらいの量はあります。
1日に2回食べたり3日間の滞在で合計3回食べたりと凄くお気に入りの料理です。

ロッテリア

お次は日本でも有名な“ロッテリア”です。
僕は海外旅行でもファーストフード店に行くのが好きなので今回も行きました。
日本にいる時ロッテリアはほとんど食べないのですが海老バーガーのイメージがありますね。
ということでハノイのロッテリアでも海老バーガーがフィッシュバーガーを頼みます。

値段は12万2千ドンなので日本円だと750円くらい。
やはり他のご飯の値段と比べると高いですね。
台湾の飲み物は飲み切るのが大変なくらい多かったですがハノイの飲み物の大きさは普通です。
最初に飲み物とポテトだけが来てハンバーガーは10分くらいかかるので待ちます。

ポテトを食べましたが塩気がほとんどないのでケチャップをつけて食べましょう。
進撃の巨人を観ながらポテトを食べているとハンバーガーが来ました。
まずはフィッシュバーガーから食べてみます。
うーん、微妙ですね。
正直こんなにマズいフィッシュバーガーは初めて食べました。

まず何故かパンズが甘い。
そしてソースはなんの味もしないですし肝心のフィッシュフライはべちょべちょしてます。
こんなに食べるのが苦痛なフィッシュバーガーは食べたことがありません。
この感じだと海老バーガーも不安ですがどうでしょうか。

さすがロッテリアの看板メニューというだけあって海老バーガーは美味しかったです。
レタスは1枚しか入っていませんでしたが野菜嫌いな僕にとってはむしろ好都合。
あとに食べた海老バーガーが美味しくて良かったです。
僕にしてはかなり珍しく海外に来てからまだマクドナルドを食べていません。
というかマクドナルドの姿すら見ていないので、そろそろマックが恋しいです。

焼き鳥

最後は屋台の焼き鳥です。
『なんだよ、ただの焼き鳥かよ。』と思うなかれ、めちゃめちゃ美味いです。
屋台なので特定の場所で食べられるわけではありませんがたまに街中で見かけたりナイトマーケットが開催されている場所には大抵います。
値段は1万ドン~1万5千ドンなので60円から90円と結構安いです。

2本買っても120円で食べ応えもあるのでお昼ご飯くらいならこれで充分です。
目の前で焼いてくれて丁寧に焦げの部分も取ってくれます。
この焼き鳥をコーラで流し込むのが何とも言えない至福の時。
ハノイでは焼き鳥と土鍋ご飯のループで過ごしていました。

ということで今回は僕がハノイで食べた物を紹介していきました。
ベトナム料理は口に合わない予感しかしなかったのですが予想以上美味しい物に出会えて良かったです。
まだまだ東南アジアの旅は続くので美味しい物を探していきたいと思います。
それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!