キムリエン寺

朝起きて簡単な朝食を取ってハノイ観光を始めます。
今回は空港からハノイ駅に向かう時に使ったバスに乗って繫華街まで行く予定。
バスが停まるハノイ駅に行く道中美味しそうなお店を発見したので入ってみます。
看板には“Clay Pot Rice”と書かれていますね。
注文してしばらく経つと料理が運ばれてきました。
美味しそうです。
僕は鶏肉が乗っている物を、友人は牛肉が乗っている物を頼みました。
鶏肉が4万5千ドン、牛肉が5万ドンなので大体日本円で300円~350円くらいですね。
味はしっかりと美味しいですし量もお腹いっぱ食べれる量なのでハノイの飯はほぼこれで決まりました。

お腹も満腹になったのでハノイ駅に向かいます。
既にバスはバス停に停まっていたので乗り込んで目的地を目指します。
しかし見事に目的地を通り過ぎてしまい次のバス停で降りることに。
せっかくなので近くのお寺を観光しに行きましょう。
バス停から少し歩くと雰囲気の良い坂が見えてきました。
どこかフィリピンのバギオにも似ていてバギオのハンバーガー屋でフィリピン人に間違われて嘲笑された屈辱の過去がフラッシュバックしました。
坂の隣には池があって釣り人もいましたが果たしてこんな池で魚が釣れるのでしょうか。
仮に釣れたとしても食べたくはない、、。

その釣り人もこちらの存在に気付いたみたいでカッコよくリールを遠くまで投げようとしていましたが思いっきり手前の木々に引っかかってました。
僕たちもガッツリ見てしまったのでお互い気まずかったです。
そんなギクシャクもありながら目的地のキムリエン寺の着きました。
キムリエン寺は1443年に建てられたハノイ市で最も美しいと言われている木造寺院です。
すごくのどかな雰囲気が漂っていて観光客も僕ら以外にはいませんでした。
ハノイの穴場スポット的な感じで街の喧騒を避けてのんびりしたい時におすすめの場所です。
本堂には様々な神様が祀られていて静かな場所ですが見応えもあります。
ここでぷちトラブルが発生。
友人が謎の蜘蛛に首を噛まれてしまいます。笑
笑い事ではなく友人も結構痛そうにしていて外傷は見えませんですがヒリヒリとした痛みが首元を襲ってくるみたいです。
調べたところ大事には至らないようですがキムリエン寺に行く際は気をつけてください。
その後友人も大丈夫そうで『スパイダーマンになったらどうしよう。』と二人でケタケタ笑っていました。
キムリエン寺のすぐ隣にはオシャレ通りがありました。
写真と撮ったり話しながら奥に進むと明らかに敵意剝き出しの犬に遭遇したので引き返します。
若者たちが集うカフェがあったり綺麗な格好した女性がモデルになって写真を撮っていたのでハノイの映えスポットなのかもしれません。
映えスポット後にして池が一望できる場所に向かいます。
池に向かう道中、ストリートバーバーがあったので写真を撮ったら写真を撮ってない友人が睨まれたり誰も遊ばないであろうUFOキャッチャーがあったりと道中も飽きさせないハノイのスタイル。
目的地の池が見える場所に行ってみると異様に煙が出てる建物があります。
よく見てみると僕たちがいたキムリエン寺の付近です。
明らかに火事に時の煙の量ですが周りの人たちは無反応。
ただの煙の多い焚き木なのかハノイでは火事が日常茶飯事なのか分かりませんがとにかく何か燃えてます。
かと言って僕たちに出来る事もないので次の目的地を目指します。

チャンクオック寺

ひとまず最初の目的のバス停まで歩いて戻ることにします。
30分くらいですが話しながら歩けばあっという間でしょう。
プリケツを見せつけながらこちら睨む柴犬に遭遇します。
東南アジアで柴犬に会うことも珍しいですが、こんなふてぶてしい柴犬も珍しいです。笑
目的のバス停に近づきましたがチャンクオック寺が近くにあることに気が付きます。
元々の予定には入っていませんでしたが面白そうなのでまたまた寄り道。
ベトナム最大の湖である西湖が見えますが正直モヤモヤしていてなんだか分かりません。
チャンクオック寺の象徴的な塔が見えてきました。
入口付近になると人も増えてきて観光バスや団体のお客さんで賑わっています。
チャンクオック寺は1500年以上の歴史を持つ仏教の聖地とされている寺院です。
ベトナムの首都であるハノイを象徴する建造物であることは間違いないでしょう。
そんな偉大なチャンクオック寺ですが入場料はなんと無料です。
どこまでも懐も深い偉大なお寺なんだ、、。
入場料は無料ですが、お寺なのでなるべく肌の露出を控えた服装で行きましょう。
ハノイは暑いですがしっかりとマナーを守って参拝してください。
それでも自慢の美肌をお坊さんに見せつけたい不届き者がいたら僕が西湖に放り込みます。
そんなことはさておきチャンクオック寺の紹介です。

石畳の通路に鮮やかな黄色の壁が特徴的な寺院で壁の合間には仏教の教えが施されています。
そして何と言ってもハノイを象徴するこの塔ですが11階建てになっていて階層1つ1つに像が置かれています。
高さはなんと15mもあり2004年に再建されていて、とても緻密な造りで迫力のある塔なのでハノイに来た際は必見です。
人気の観光スポットなので混雑しています。
黄色い看板は仏教の教えみたいな事が英語とベトナム語で書かれています。
内容は『人を騙すと馬鹿になる。』と言った悪い事をすると自分にも悪影響を及ぼすと言った内容の教えが多いですね。
ありがたい教えも頂いたので次の観光スポットに向かいます。
ハノイの河というか湖ですが普通に魚の死体が浮いています。
水質が劣悪なのでそこらじゅうに魚が死んでいるというおぞましい光景が広がるハノイ。
それでも現地人は平気な顔して釣りを楽しんでいる様子。
魚が死んでる湖で釣りをするのは日本で見られない光景でしょう。
チャンクオック寺の近くにはもう一つ小さなお寺があります。
この小さな寺院も歴史のある寺院で神と一つになった犬を祀っている寺院だとか。
中に入ると木々が生い茂っていておびただしい数の鶏が周囲を覆っています。
寺院の中は鳥たちの奇声とフンがまみれていて異様な雰囲気が漂っているますがチャンクオック寺よりは人が少ないのでゆったり観光ができるかもしれません。
犬を祀っている寺院なので狛犬の像が飾られていました。
歴史的には犬派の寺院ですが看板娘は猫ちゃんでした。
頭上の鳥たちがとちくるった様に喚いている中はどっしりと構えるこの猫ちゃんはただ者ではないでしょう。
人は少ないですがとにかく鳥が騒々しいお寺でした。笑
時間があるなら行ってみてください。

まちぶら

朝から歩きっぱなしで流石に疲れたのでカフェで一息入れます。
僕はカフェラテを頼みました。値段は確か5万ドンだったので日本円で300円くらいですね。
ハノイでも忌々しい紙ストローがはびこっているとは驚きです。
日本ではあまりに不評だったのか紙ストローはあまり見なくなってますね。
涼しいカフェで休憩して体力の回復したので再び街に繰り出します。
カフェを出た後はリバーサイドのオシャレな通りを見たり川辺のカフェでいちゃついてるカップルを羨んだりしていました。
魚が死んでる川辺を見ながら愛をささやき合うなんて人の心がないのでしょうか。
ハノイは少し歩くだけで街の風景や雰囲気がコロコロ変わるので歩いているだけで結構楽しいです。
この後もハノイを街をぶらぶらしたのでダイジェスト形式で写真と共に振り返っていきます。
まずは東南アジアには似つかわしくないもこもこした小型犬。
ハノイの謎の一つで綺麗な小型犬が多いです。
あとは殺意が高すぎる電線がぶら下がっているので気をつけてください。
友人は何故かマッスルベビーシッターみたいになってました。
レーニン公園というみんなが平等に暮らせるパラダイスみたいな国を作りそうな公園に行きました。
公園にはスケボーやバイクでウイリーをしている若者が自由を謳歌しています。
また犬が当たり前のように放し飼いされていて大型犬も口輪されていますが公園を駆け巡ってます。
ハノイには列車が通る線路が間近で見れる場所もあったり見どころ満載ですね。

始めてのハノイ散策でしたがかなりボリューム満点の一日となりました。
このあとは夜またターヒエン通りを繰り出してクラブに行ったりしましたがその様子はまた別の記事で。
ということで今回はハノイを観光していきました。
色々カオスな街なので歩いているだけで楽しいですし観光スポットも見どころ満載で1日じゃ足りませんね。
まだまだハノイの記事は続くので良かったら読んでください。
ありがとうございました!