というわけで映画のレビューです。

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Fall/フォール

今回僕が観た映画はfallです。
なんかハラハラするパニック系の映画が観たいと思って選びました。
感想を言うとハラハラ系だと思ったらドロドロもしてて意外と伏線もしっかりしてる不思議で評価が難しい映画でした。

あらすじ

主人公はクライマーの夫婦の女の子。
クライマーとは山の絶壁やビル、鉄塔などの普段人が行くことのない危険な場所や建造物を己の身体だけで登っていく人達のこと。
このカップルも初っ端から断崖絶壁をよじよじしながらイチャイチャしています。
そして登場人物はもう一人、友達のハンター(女)です。
このハンターがなかなかイカレて物語のキーを握ります。

ここで主人公の旦那が崖から落ちて死んでしまいます。
ネタバレじゃなくてこれはプライムビデオのあらすじにも書いてあります。
悲劇から約1年、未だにショックかr抜け出せずに酒に浸りながら彼の幻想を追う日々を送っている主人公。
そんな主人公のもとに友達のハンターが現れます。
ハンターは彼女を立ち直らせる為にかつてアメリカで一番高い建造物だった電波塔に登る事を提案します。

荒療治が過ぎますが主人公も何故か了承します。
類は友達を呼ぶ、を体現していますね。
ということで600mある電波塔に登る主人公と友達ハンターですが、ここで何も起きないわけもなく命の危機にさらされます。
なんとか危機を脱する為に奮闘する二人。
その中で衝撃の事実も発覚したりとなかなか目が離せない展開が繰り広げられます。

感想

評価は5点満点で★3くらいでしょうか。
ストーリー展開も良かったですし伏線の回収やパニック映画のハラハラ感も味わえたので本当だったらもっと評価は高いと思うのですが最初に言ったように評価が難しい映画でした。
その要因の一つは良くも悪くもパニック映画っぽくない。
個人的な感想ですがパニック映画は程よい雑な設定が必要でちょっと小馬鹿にしながら笑ったりハラハラしたり、その緊張と緩和を楽しみのがパニック映画の醍醐味だと思います。

ですがこのFALLは妙にストーリー展開が良く出来ているせいでパニック映画の割には緩急がなく、見終わった後に何とも言えない感情になります。
しかも人間関係のちょっとドロドロした部分もあるのである意味普段のパニック映画とは違った映画とも言えます。
なので純粋なパニック映画を楽しみたい人にとっては違和感があるかもしれません。
ただ映画のジャンルとしてはホラーとサスペンスとなっているのであらかじめサスペンス要素もあると思って観たらそこまでギャップはないと思います。

なので映画としての完成度は高いのにジャンルに合っていないのであまり評価が上がらない映画という印象です。
というわけで今回はFALLの映画レビューをしていきました。
評価が難しいので★3と言う中途半端な評価になっていました。
観なくてもいいとも、絶対観た方がいいとも言えない不思議な映画です。
逆に気になったら観てみてください。
それではまた。