11時間の空の旅

成田空港から乗り継ぎで北京国際空港に到着して、これから北京国際空港から目的地のトルコのイスタンブールに行きます。
フライト時間は約11時間。
今まで8ヵ国を旅してきましたが断トツのフライト時間です。
まぁ東南アジアとか台湾ばかり行ってたので当たり前なんですけどね。
長時間座っているので膝が痛くならないのかと、難聴からの病み上がりの右耳が心配で仕方ありません。

成田空港から北京国際空港まで5時間のフライトでは耳は平気でした。
途中、気圧の変化でメリメリという耳の中から聞いたことがない音がしましたが痛みなどはなかったです。
ですが11時間となると話は別。
一応対処法として耳栓を100均で買いましたが付け焼き刃だと思います。
寝ることによって強制的に意識を失い乗り越えるという方法もありますが最近バスや飛行機などでなかなか寝付けません。
枕があれば全然違うのですが旅行用のネックピローを買い忘れました。

ひとまず映画を観て眠くなるのを待ちましょう。
ということでダウンロードしておいた“グラディエーター”を観ます。
今“グラディエーター2”が日本で上映されているので、まずは無印を観て2に備えましょう。
2時間30分くらいの超大作なので睡眠導入にはピッタリです。
映画を観ているとまさかの機内食登場。
正直無いと思っていたので空港でカップ麵を食べてしまい、そこまでお腹は空いていません。
夜中3時の機内食はまさかのハンバーガー。
全然胃に優しくないうえに味は可もなく不可もなくといった感じです。
ただ腹が満たせるだけマシですし、飲むヨーグルトがすごく美味しい。
ご飯も食べたし映画はあと1時間くらいのところで中断して寝ましょう。
機内が暗くなっているのに僕の繋りの席だけライトが点いています。
しかも席のおっさんは誰よりも早く寝ました。
寝たいけど隣のライトが眩しい、、。
仕方がないのでこっそり消しちゃいます。
まぁおじさんもすでに寝ているし大丈夫でしょう。

機内にはそれぞれの席に1つずつ枕とブランケットが用意されています。
枕はありがたいけど機内は結構暑い、なのでブランケットは要らないかも。
環境は整ったので寝ようと試みますがやはり熟睡できない。
寝ているのか起きているのか、はたまたその中間を彷徨いながら3時間くらい経ったでしょうか。
到着まであと2時間くらい。
ひとまず寝起きでぽけーっとしますが膝がめちゃ痛い。

トイレに行くついでに膝を伸ばします。
通路側の席を取っておいたので移動は楽チン。
戻ってくると再び機内食がきます。
まさかの2食目。
今度は中華か洋食か選べます。
僕が乗っているのは中国国際航空、そりゃ中華でしょう。
クロワッサンが中華なのかは置いておいて気になるのはメインディッシュ。
開けてみるとなんかドロドロとしたお粥みたいのが出てきます。
見た目は食欲を削ぎまくってますが肝心なのは味です。
食べてみるとほぼ味がしないほんのり暖かいお粥でした。
微妙すぎて写真を撮るのも忘れていましたし1口しか食べていません。
隣の中華人のおじさんも1口食べて残していました。

残ったクロワッサンと飲むヨーグルトを食べて、映画の残りを観ます。
到着まであと1時間くらいでしょうか。
映画も観終わり、また膝が痛いのでトイレに行くついでストレッチ。
戻ってくると隣のおじさんが自分のブランケットと枕を僕の席置いています。
そのまま自分の席に戻す素振りすらしないので僕の席に下に置くことに。
いちいちムカつくオヤジです。

オヤジに憤慨しながらも飛行機は無事トルコに到着。
11時間の長旅でしたがなんとかトルコに入国です。
北京国際空港と違ってイスタンブール空港はフリーWi-Fiが使えるのでまずはWi-Fiを使って日本の皆様に僕の無事を報告します。
あとは入国審査を終えて荷物を取ればトルコへの冒険の始まりです。

トルコ入国~宿までの移動

入国審査は直ぐに終わりました。
荷物もロストバゲージになってないか心配でしたが無事トルコに着いてます。
早速イスタンブールの街に繰り出したいところですが問題が2点。
1つはネット環境がないこと、もう1つは空港から宿までの行き方が分かりません。
事前に調べておけばいいのですが僕はアホなので空港のWi-Fiを使って調べます。
ネット環境は東南アジアとかだったら日本で海外SIMを予約して空港で受け取れるようにするのですがトルコの海外SIMは少し高く、1日3㎇を3日分で1900円くらい。

現地にならもう少し安いのがある気がしていたのですが、やっぱりその前にSIMカードが欲しい。
一応楽天モバイルも海外ローミングが無料で2㎇使えるのでそれを使ってやり過ごしても良かったのですが何かあった時の為に取っておきたい気持ちもあります。
ということで空港のWi-Fiを使って改めて海外SIMカードを探すことに。
するとワールドeSIMカードというのがオススメに出てきました。
値段を調べると1日1㎇3日分で990円。

1㎇で足りるか心配ですが動画とか観なければ大丈夫でしょう。
ちなみにeSIMに対応しているデバイスでないと使えません。
僕はその為にGalaxy S10からS24に買い換えました。
早速購入するとメールが届き、QRコードが添付されているのでQRコードを読み込んであとは自分の電話番号を入力して認証コードを入力すれば直ぐに使えます。
便利な世の中になりましたね、ほんと。

ネット環境はこれで完了。
お次は宿までの道のりです。
空港からイスタンブール市内に行く方法はタクシー、電車、バスがあります。
この中で1番楽なのがバスみたいです。
バスのチケットも空港内またはネットで購入できますし値段も約1000円とそこまで高くない。
僕はネットで購入しようと試みますが全然出来ません。
諦めて空港内にあるチケット売り場まで行きます。
これがチケット売り場です。
空港からチケット売り場までは出口を出て直ぐのエレベーターかエスカレーターで下に行き、降りた所の出口の左側にあります。
僕の宿に近いTaksimという場所に行きたいと伝えると『ICカード持っているかい?』と聞かれました。
『持ってないよ。』と言うと『そしたら直接バスの運転手に払ってくれ、16番乗り場だよ。』と言われ16番乗り場まで行きます。
元々masterが使えるクレジットカードがあれば直接買えることは知っていたのですが楽をしようとしてネット使い、ちょっと不安だったのでチケット売り場まで行きましたが、とんだ遠回りです。
16番乗り場に行くと運転手らしきおじさんがTaksim!Taksim!と目的地を連呼しているので僕は頷いてカード決済をします。
僕のmasterの楽天カードが使えて良かったです。
荷物を預けて乗り込むと既に15人くら乗っています。
席は広いですし隣も空いているので快適なバスになりそうです。
空港からTaksimまではだいたい1時間くらい。
バスは大体30分おきくらいに運行しているみたいです。

宿までの移動の問題も解決してあとは宿に向かうだけ。
Taksimのバス乗り場から宿までは30分くらい。
車内では長旅で疲れていたのでボーっとします。
そして忘れた頃に痛む膝。
1時間くらいバスに揺られてTaksimのバス乗り場に着きました。
これがTaksimのバス乗り場です。
帰りもここのバス乗り場から空港に行くと思います。
バスの中も快適ですしただ乗っていればいいので楽ですね。
ここから徒歩で宿まで30分くらい移動したのですがイスタンブールは道の勾配が激しくて確実に膝を虐めてきます。
しかもキャリーバッグを持って30分の移動はなかなか大変でした。
それでも何とか宿に到着。

宿のレビューやその後の行動はまた別の記事にまとめようと思います。
とりあえず無事トルコに着きました。
イスタンブールは朝の9時くらいですが日本時間と6時間遅れているので日本は午後3時くらい。
15時のフライトだったので丸1日の移動でした。
これからトルコの旅の様子もまとめいく予定なので良かったら読んでください。
それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!