初めてのヨーロッパ
海外旅行が好きな僕は今まで8ヵ国を旅しました。
初めて行った海外はフィリピンで5ヶ月の語学留学をしましたが英語はほとんど忘れています。
その後、韓国ツアーに参加してカンボジアとマレーシアに行きました。
しかし世界はコロナウイルスパンデミックの恐怖に見舞われます。
それによって海外旅行どころか家の外に出ることすらままならない状態になりましたが2022年満を持して僕は東南アジア横断旅を開始したのです。
横断旅のルートはベトナム(ダナン)からホーチミンに行ってホーチミンからバスでカンボジアのプノンペンに行きました。
プノンペンから飛行機でタイのバンコクに行って帰ってくるルートでした。
初めての横断旅だったので今でも鮮明に覚えています。(言うて2年前ですが、、。)
そして横断旅から1年後にはコロナも落ち着いていたので8年ぶりのフィリピンに行きました。
僕が初めて行った時とはかなり様変わりしていましたがフィリピンでしか味わえない独特の雰囲気を久しぶりんい感じれて楽しかったです。
そして同年の12月、年末年始に台湾旅行に行き年越しを初めて海外で過ごします。
それから約4ヶ月後、2度目の東南アジア横断旅をしました。
しかも友人と一緒の横断旅で誰かと海外旅行に行くのは悲しいことに久しぶりでした。
前回とは違ったルートでベトナムのハノイからスタートしてラオスに行き最後は前回同様タイのバンコクをゴールに設定。
友人と海外にいるのは凄く不思議な感覚でしたし一人では味わえない体験も出来たのでまた別の国も一緒に行きたいですね。
すごく懐かしさを感じていますが実はほんの8ヶ月前の事なので1年経ってません。
そして8ヶ月後の11月30日にトルコ、イスタンブールに向かって旅立ちました。
ということで今までの僕の旅路を簡単に書いていきましたが見て分かるようにアジア圏で集約されています。
ヨーロッパを旅行先に選ばなかったのは2つ理由があって1つは旅行費用が高いからです。
東南アジアと比べて物価が高い国も多いですし何より日本から遠いので航空券代も高くなります。
そうなると滞在期間や現地でやれることも限られてくるので、より長く滞在できて楽しめる東南アジアを行きがちでした。
そんな僕もついにヨーロッパに進出します。
元々はジョージアに行きたくて直接日本から飛行機で行くつもりでしたが一旦トルコに行った方が航空券が安かったのでついでにトルコ旅行を決めました。
2泊3日という短い期間でしたがその中で感じたトルコのいい所と残念だった所を紹介したいと思います。
あくまで僕の主観的感想なので悪しからず。
いい所
綺麗な街並みとオシャレな人々
まず最初に思ったのは街並みが綺麗なことです。
外見の綺麗さもありますが街もゴミも少なく異臭もしません。
海外でここまで綺麗な街は台湾以来だったので驚きましたし、街を歩いていても異臭がするどころか香水の良い匂いがします。
平気で半裸のおじさんが歩いている東南アジアと違ってイスタンブールの人はちゃんと服を着てますしオシャレな人が多いです。
半裸のおじさんが歩いている方がこっちも外見に気を使わないでいいので楽なのですがオシャレな人を見ていると自分の美的センスも上がったような気になってテンションも上がる。
写真映えもしますし美人な人も多いので目の保養になります。
とにかく歩いているだけで気分が高まるような街並みが凄く良かったです。
当たり前ですが日本とは全く違った雰囲気を味わえるのも歩いていて楽しい要素でした。
意外と親切?
僕がトルコに来る前のトルコ人のイメージはめんどくさい商人というイメージでした。
勝手なイメージかもしれませんがしつこく話しかけてきて欲しくもない商品を押し売りしてくる印象があったのと友人からトルコに来る前にスリと作業には注意した方がいい、と言われていたので正直言ってあまり良いイメージはなかったです。
昔は親日国とよく言われていましたがそもそも僕は顔がタイ人に似てますし、それも昔の話だと思っていたのでイスタンブールに来る前はかなり警戒していました。
しかしいざ来てみたら、なんだかんだみんな優しい。
具体的なエピソードとしては僕がケバブを食べていると隣のお客さんがスマホを忘れたのですが、それを見た店員さんが『スマホ忘れているよ。』と教えてあげていました。
普通のエピソードに思うかもしれませんが東南アジアだったら返ってこない可能性の方が高いと思います。(最近は東南アジアの治安も良くなってますけどね。)
そして僕がポケットから物を落とした時も『なんか落ちたよ。』と教えてくれるイケメン店員にであって新たな扉が開きそうだった時もあったり何かと親切です。
厚かましいイメージもありましたが客引きもほとんどなく、いたとしても執拗に話しかけてくる人はいませんでした。
短い滞在期間だったので運よく善人ばかりに出会ったのかもしれませんが短期間でこれだけ親切な人に会うということはそれだけ親切な人が多いという証拠とも言えます。
親切な人は多いですがまだ観光地のスリや詐欺、夜道の一人歩きには気をつけてください。
特に日本語で話しかけてくる人には要注意です。
航空券が比較的安い&ヨーロッパに行きやすい
僕がヨーロッパになかなか行けなかった理由の1つは航空券の高さでしたがトルコは往復で10万円くらいで行けます。
そしてトルコから他のヨーロッパまでの航空券代は1~2万円代が多いので一旦トルコを観光してから他のヨーロッパに移動した方が直接行くより安上がりな場所が多いです。
最近ではLCCの発展でイタリアにも片道5万円くらいで行けますがイタリアは物価がトルコより高いので寄り道には向きません。
お金がしっかり貯めている人には関係ないかもしれませんが『ヨーロッパ行きたいけどお金がない』という人にはおすすめです。
しかもついでと言ってはなんですがトルコの観光できるので行ける国も増えます。
イスタンブールはついで観光するにはもったいないくらい素敵な国です。
ヨーロッパに行く予定がある人は是非トルコからのルートも検討してみてください。
もしかしたら直接お目当ての国に行くよりもお得に行けるかもしれません。
悪い所は物価しかない。
イスタンブールを旅行して良くないギャップを感じたのは物価でした。
僕の中ではトルコはヨーロッパの中でも物価が安いイメージでしたが意外と高い。
特に観光地の入場料は予想の8倍くらい高かったです。
例えば有名なトプカプ宮殿は1500リラなので日本円で6500円くらいと一昔前のディズニーランドみたいな値段をしています。
バグっているのはトプカプ宮殿だけでなく他の観光地も大体こんな感じです。
僕は仕方がないので入場料は無料のブルーモスクとグランドバザールだけ行きました。
入場料がこれだけ高いと観光どころではありません。
食べ物ですがこちらもまぁまぁ高いです。
ケバブは大体1個1000円くらいします。
600円くらいで食べられると思っていた僕の認識が甘かったのかもしれませんがまさか1個1000円とは、、。
他にもマックやバーガーキングも日本より高いですし外食をしようとすると1食1000円以上は必要です。
東南アジアばかり旅行してたせいか海外の物価が日本より安いと思い込んでいる自分がいるかもしれません。
でもネットには物価は日本の3分の1くらいって書いてあったもん。
1000円あったら牛丼たらふく食べれるますし、サイゼリヤや丸亀製麵だったら2~3品頼めますよ。
もしかして日本の外食って安い?
泊まった宿に朝食バイキングが付いていたのでまだなんとかなりましたが、それがなかったらもっと出費が嵩んでいました。
ただボリュームはしっかりあるのでちゃんとお金を払えばお腹いっぱい食べられると思います。
宿代は僕が泊まったドミトリーで1700円くらいで他のドミトリーの相場は1000円から2000円くらいです。
東南アジアのような600円とかいうバグった値段はありませんが日本と比べると安いので宿代と交通費は日本より安いと思います。
ということでトルコのいい所、悪い所を書いていきました。
滞在期間が短いのでもっといい所や長期滞在したら別の見解に変わる可能性もありますが総合的にみて凄く良い国でした。
今度はもっと長期で旅行してみたいですね。
それではまた。