フィリピン国立美術館

観光地はどうしても入場料などのお金が掛かってしまいます。
入場料といってもそれほど高額なものではないですが場所によっては2000円近くとられることも。
フィリピンで2000円あれば2日分の生活費を賄えますので大きな出費と言えるでしょう。
日本にいる時は2000円くらい一瞬で使ってしまいますがフィリピンで生活すると不思議なことにその2000円すら惜しく感じてきます。

それに観光地と言っても当然当たりはずれがあります。
お金を払って微妙だった時の喪失感は大きいですし海外に来てまでがっかりしたくはないですよね。
入場料が無料ならそもそも無料なのでハードルも下がってますし、どんなものにもお得感を感じるので基本的に期待外れというものが存在しません。
むしろ大体は無料なのに凄い!という感覚で楽しめると思います。

前置きはこのくらいにしてマニラの無料で行ける観光スポットを紹介していきたいと思います。
マニラ市内で行ける無料の観光スポットは僕が調べた限りでは3か所ありました。
最初に紹介するのはフィリピン国立美術館です。
フィリピン国立美術館に関しては以前記事にまとめているので詳しくはそちらを読んでください。
フィリピン国立美術館の特徴は何と言っても展示されている美術品のボリュームです。
かなりの数の絵画や彫刻品などが展示されていて全部見て回るのに3時間くらい掛かると思います。
正直誰かと談笑したり作品について語りながら鑑賞しないとしんどいくらい数が多い。
僕はふらっとした気持ちで一人で訪れてましたが半分を過ぎたあたりで若干後悔してました(笑)

展示数は申し分ないので暇つぶしにはうってつけの観光スポットです。
午後6時まで開館しているので夜の予定までの暇つぶしにもなるでしょう。
もちろん芸術が好きな人も楽しめると思いますし、フィリピンの有名な画家や彫刻家の作品はどれも見応えがあります。
中は冷房が効いて涼しいのでマニラを歩き疲れて涼みたい時の良い休憩場にもなるでしょう。

入場料は要りませんが入館の際にパスポートの提示が必要になるので必ず持参してください。
駅から比較的近いので電車で移動する人もアクセスしやすいです。
月曜日は休館日なのでそこだけ注意しましょう。
とにかく無料とか思えないボリュームなのでマニラで時間がある人は是非訪れてみてください。

国立自然史博物館

続いて紹介する無料の観光スポットは国立自然史博物館です。
国立自然史博物館は2018年に新しく開館された博物館で元々は国立博物館で自然史と人類史の両方を展示していた博物館から自然史だけを集めて新設したのがこの国立自然史博物館となります。
そして国立博物館は人類史に特化した人類学博物館になりました。
人類学博物館も無料で行けるのでそちらもおすすめの観光スポットです。

フィリピン国立美術館の時の反省を活かして今回は気合いを入れて国立自然史博物館に挑みます。
美術館同様ここでもパスポートの提示を要求されますので忘れずに持っていきましょう。
入場料はもちろん無料です。突然雨が降り出したこともあってか博物館の中は人で賑わっていました。
入り口も抜けて広場みたいな場所に出るといきなり大きな柱のオブジェクトが現れます。
天井まで延びる大きな柱が国立自然史博物館の一つの特徴です。
壁にはかわいいお猿さんの一枚絵がドデカく飾られてします。
1階の広場ではみんな写真を撮ったりベンチや階段に座って話したりと博物館がフィリピン人達の休憩所となってます。
写真をみてわかると思いますが博物館の5階建ての建物で階ごとにそれぞのテーマに沿った展示がされているみたいです。

鑑賞する順路があるみたいなので上の階から回っていきます。
上にあがるためには写真の左側にあるスロープを登っていけますが中央の柱がエレベーターになっているのでエレベーターで楽に行くことも可能です。
上からの見るとこんな感じ。この写真はジオラマモードで撮ってみました。
平日の昼間だったのですがそれなりに人がいますね。フィリピン人は歌と踊りが好きなので博物館で自撮りしながら踊っている人もいました。
自然史博物館に主に展示されているのは動物のはく製や模型、骨や化石などフィリピンに生息する動植物について学ぶ事が出来ます。
最初のブースには巨大なワニのはく製なのか模型なのか分からないオブジェクトがあります。
こんな馬鹿でかいワニがホントにいるのかと思いますがいるんでしょうね。
展示されている種類も多種多様な動植物が展示されていますし、テーマごとにジャングルや海、平原などに分けられているので美術館よりは見ていて飽きないと思います。
別に美術館に飽きてたわけではないですが僕が芸術の知識がないのと動物とかの方が見ていて個人的には楽しいです。
無料の観光スポットとは思えないほど作り込みが凄くて面白いです。
このブースはジャングルブースなんですがこのジャングルもフィリピン国内に実在するジャングルをモチーフにしているのでしょう。
日曜日には現地の子供で賑わうみたいですが子供が喜ぶのも納得のクオリティです。
急にグロくてすいません。
こいつは映画ハリーポッターと炎のゴブレットでクルーシオされていた虫です。
映画の中の架空の生物だと思っていたのですが実在したんですね。
この博物館に来なければ知りえなかった事実だったので来てよかったと思いました。
ハリーポッターシリーズが最近Netflixで配信されて一気見したんですがやはり最高の映画です。
なによりエマワトソンが綺麗すぎますし、内容もワクワクします。
下の写真はトイレなんですが通路やトイレなどの余ったスペースさえあれば展示してくるので移動中でも気が抜けません。
博物館なのに絵画まで楽しめる充実ぶりを発揮しています。
一つ一つのブースを説明するのも大変なのでここからは僕が気になった展示物の写真を載せていきます。
何回も言いますがこれが無料なのかと思うほど充実した博物館です。
暇つぶしどころか一日の予定が国立自然史博物館と美術館で終わるほどの充実感。
美術館同様駅からも近いのですし、国立自然史博物館や美術館の周辺はマニラ大聖堂やイントラムロスなどの観光地が集合している地帯なのでマニラに来たらとりあえずマニラ大聖堂やフィリピン国立美術館を目指していけばいいと思います。

ミュージアム オブ コンテンポラリーアート デザイン

最後はミュージアム オブ コンテンポラリーアート デザインなんですが実は現場までは行ったのですが中に入れませんでした泣
なのでどんな美術館なのかは分かりませんがきっと楽しい現代美術館なんでしょう。
マニラの現代美術館がどんなものか確かめたかったので凄く残念です。
この記事を見ている人で興味がある人は是非僕の無念を晴らしてください。
ちなみに美術館には入れませんでしたが警備員との不思議な出会いがあったのでその時の記事を載せておきます。
ということで実質2つしか紹介してませんが参考になったら幸いです。
無料でも楽しめる観光スポットがマニラにはたくさんあるので気になる人は行ってみてください。
入場料は無料ですがボリュームは有料級なので油断して挑むと体力をごっそり持ってかれます。
それくらい充実していて一人でも友達同士でも楽しめる観光スポットとなっております。
今回の記事はここまでです。
次の記事で会いましょう。ありがとうございました!