マニラ空港に向かう

帰りの飛行機は夜中の12時の便なので3時間前の9時には空港に着いておきたいです。
宿から空港まではおおよそ2時間くらいかと思います。宿からタクシーを使えばいいのですか未だにGrabの調子が悪いのでタクシーを捕まえるのが大変そう。
空港の最寄り駅まで電車で行ってそこから歩くのが一番無難そうですがなんと最寄り駅から空港まで歩いて40分かかります。
荷物は重いですけど距離は問題ないのですが道に迷ったら一巻の終わりなので安全面を考慮するならやっぱりタクシーがいいんですかね。

しかもまさかのSIMカードの有効期限が切れてしまいました。
一週間のSIMカードを買ったのであと数時間残ってると思ったんですけどダメでした。
余裕を持って10日分のSIMカードを買うべきだったかもしれません。
スマホを使えなのはかなりめんどくさい、便利な世の中になってスマホ一つでなんでもできる時代ですがスマホに全て任せているとスマホが使えなくなった時に一気にピンチになりますね。

宿のWi-Fiも3日前くらいから繋がらないので近くのショッピングモールに行ってフリーWi-Fiを使って最寄り駅から空港までのルートなどの最低限の情報だけは保存してきます。
モールで調べたところ最寄り駅からタクシーを使えば100ペソくらいで空港まで行けるみたいなので今回は駅からタクシーで空港に向かいたいと思います。
思い出として載せきれなかった写真も載せます
宿に戻ってから荷造りをして7時くらいに宿を出発しました。
いつも通っていた駅までの道のりを今までの思い出と共に歩きます。
帰りはお土産も分もあるので少し荷物が多いですが電車とタクシーで帰るので問題ないでしょう。
マニラでの最後の電車に乗り込んで空港までの最寄り駅まで行きます。
ちなみに空港までの最寄り駅はマーケットがあったバクララン駅です。

駅に着いたので自力でタクシーを捕まえます。
道路が2車線あるのですが空港までの道と反対側でタクシーを捕まえると面倒なので車線を確認してから捕まえてください。
ちょうど目の前でタクシーから人が下りたので捕まえようとしますが僕に気づかずドアを閉められてしまいました。
すると僕の前にいた男性が『お前タクシー乗るんじゃないか?』とタクシーを止めてくれます。
やっぱり最近のフィリピン人は優しい。男性に感謝しながら行き先をタクシー運転手の伝えます。
するとタクシー運転手は500ペソを要求してきました。

あり得ないです。ほんとにがっかりしましたし怒りで震えが止まりません。
ノー!とキレながら言ってドアを強めに閉めると運転手は慌てて値段交渉してきましたが時すでに遅し、僕はガン無視スイッチオンです。
フィリピンでタクシーのドアをバタンと強く閉めるのはマナー違反なので通常にタクシーを利用した際はゆっくり閉めましょう。

今回の旅を通してあんなに優しく親切だったフィリピン人に最後の最後でぼったくられかけ悲しみと怒りによって僕はタクシーを諦め徒歩で空港に向かうことを決意します。
時刻は8時を過ぎたくらいで目標時刻までは1時間しかありませんしスマホも使えないので迷ったらかなりマズいですが関係ありません。
この怒りと悲しみをエネルギーに変えて歩いていきます。

駅から空港までのルートはスクショしてあるし電波がなくてもグーグルマップで現在地は確認できるのでルートと照らし合わせていけばたどり着けると思います。
最悪迷ったらタクシーの乗ればいいのですが僕は絶対に屈しません。
憤怒しながらもフィリピンでも最後の景色を味わいながら慎重に歩いていきます。
怒りのまま歩いてるかかなりスムーズに移動して40分くらいで空港周辺まできました。
おそらく出国方面は2階ですが2階は車でないと行けないので1階からは行って登ってきます。

空港到着

無事にタクシーに屈することなく徒歩で空港に着きました。
徒歩で空港に行く人はあまりいないでしょうが絶対タクシーを使った方がいいです。
空港に着いてチケットの手続きをしようとチェックインゲートがある2階に上がったら警備員に止められ『チケットは持っているか?』と聞かれました。
まったく、何を言っているのか。これからチケットを取るんだろうが、と思って『パスポートですか?』と尋ねましたが『いやチケットだよ。』とカウンターされ、結局チケットがないと入れないみたいです。
なんてこったい。と思いながら空港ないからチェックインゲートにいける場所を探しましたがどこもかしこも警備員が配置されいます。
完全に徒歩で来た弊害なのですが出国側の2階の入り口から入らないとチェックインゲートに行けないみたいです。
なのでやはりタクシーを使いましょう。

めんどくさいですが2階から一度外出て出国側の入り口から入ったらチェックインゲートに行けました。
ですがまだゲートはオープンしていない。荷物の整理などをしながらゲートが開くのを待ちます。
ゲートが開いたので並んだのですが名古屋行と成田空港行の二つゲートがあって成田空港行は長蛇の列。
後ろにもまだまだ並んでいます。
航空券も名古屋からの方が安いですしチェックインゲートもスムーズなので名古屋からの便を選んで良かったです。
並んでいるあいだワクチンの接種証明書が必要だったらどうしようと謎にドキドキしてましたが無事チケットも入手出来ました。
搭乗締切時刻まで2時間くらいあるのでご飯を食べたりお土産を見たりして時間を潰そうと思います。
お金も1200ペソくらい余っていたので空港で使い切りたいですね。

さらば、フィリピンよ

お土産もある程度物色したのでご飯を食べます。
フィリピンでの最後の食事はチキンとライスにポテト、そして飲み物はもちろんコーラ。
ジャンクオブジャンクフードを食べながらスマホで時刻を確認すると搭乗締切時刻まであと50分しかありません。
まだ出国審査も荷物検査もしていない。地味にやばくないか。
とにかく急いでご飯を食べないといけませんがこんな時に限ってチキンが揚げたての灼熱チキン。
口を火傷しながらぽろぽろこぼれるご飯を手で食べて、そこにいたどのフィリピン人より汚く食事を済ませて出国審査と荷物検査に向かいます。
なんでこんなに時間の逆算ができないのでしょうか。不思議ですね。

最近は出国審査も無人ですし荷物検査も夜だからか混雑していなかったのでなんとか締切時刻には間に合いそう。
搭乗ゲートに向かうとまだ搭乗開始してませんでした。このゲートで合っているか聞いたところ少し待っていればいいとのこと。
まずは一安心ですがいくら待ってもゲートが開くどころか係員すらいない状況。
一緒に待っていた人達もどこかに移動していきます。
これはなにかおかしいと思い、移動する人の流れについていきます。
やはり到着ゲートが変更してました。アナウンスが流れていたのかもしれませんが係員も教えてくれよ。
危うく乗り遅れるところでしたがなんとか無事帰りの飛行機に搭乗できました。
ブログに書き忘れたのですが行きの飛行機でずっとキャビンアテンダントに話しかけているキモイおっさんがいて、すごくキャビンアテンダントさんがめんどくさそうでした。
帰りの飛行機はそんな変な人もおらずダウンロードしていたハウルの動く城を観ながら優雅な空の旅を満喫しました。
そして4時間の空の旅を終えて無事、日本に帰国しました。

日本には問題なく帰国できましたが税関で荷物チェックと質問攻めされました。
麻薬密輸犯だと思われたのでしょうか、悲しいです。
しかも質問で『フィリピン在住の方ですか?』と聞かれたのですがフィリピン人麻薬密輸犯だと思われたのですかね。
帰国早々複雑な心境ですが無事に帰って来れて良かったです。
1週間のマニラの旅もあっという間に終わってしまいました。8年ぶりのフィリピンとても楽しかったです。
マニラ旅行記はこれで一旦終わりですがマニラについての記事はこれからも書いていくのでよかったら読んでみてください。
今回の記事はここまでです。また次回の記事で会いましょう。
ありがとうございました!