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西門

台北の近くにある西門は台湾の流行や最新カルチャーを発信する若者たちに人気のスポットです。
街の雰囲気の東京の原宿に似ている気がします。またLGBTQなどのマイノリティに対する関心も強まっているみたいです。
僕は西門には西門夜市を目立てで来たのですが様々な文化が発展していて面白い街ですね。
写真だけみると東京みたいじゃないですか?
僕も歩いていて海外にいるのに東京にいるみたいな不思議な気持ちになりました。
道路も歩道も綺麗に整備されていてビルには巨大なスクリーンや広告が貼られています。
今まで旅行で行ったどの国よりも綺麗ですし日本に近い感じがします。
右手に見えるレンガの建物が西門で有名な『西門紅楼(せいもんこうろう)』です。
建物自体は日本統治時代に建てられた物ですが2018年にリニューアルされて外観がされに洗練されました。
中ではショッピングが出来るほかカフェや西門紅楼の歴史を学べる展示もあるので西門おすすめのスポットとなってします。
中はこんな感じ。
小物やアクセサリー、洋服、雑貨など様々な物が売られています。
どれもさすが流行の最先端の街、西門で売られているだけあってオシャレですし若者たちが好きそうな物が多いです。
お土産はもちろん、自分用に買ったりカップルの買い物でもいいでしょう。
お店の数自体は多くないですがどれの個性的かつユニークなので見ているだけでも楽しい。
僕が一番気になったのはこれです。
All Gender Restroom 男女兼用トイレと言ったところでしょうか。
冒頭でも言った通り西門は今レインボープライドやLGBTQに対する関心が高まっています。
このトイレもまさにその取り組みの一つでしょう。

日本でも新宿・歌舞伎町タワーでジェンダーレストイレが導入されましたが僅か4ヶ月で廃止となりました。
原因は性犯罪の温床となる可能性や女性からの『一人で使うのが怖い』と言った声。
実際にトイレで待ち伏せする人も現れ、警備員を配置するなどの処置をしましたが4ヶ月後に廃止されました。
場所が場所ということもありますが、なんだか日本人の民度が計り知れます。
このトイレは警備員すらいませんでした。

今回は荷物になるので特に買い物はしませんでしたがまたお土産選びなどで来たですね。
西門紅楼をぶらぶらして時間は午後5時を過ぎていたのでこれから西門夜市に行きたいと思います。
台湾旅行でやりたかったことの一つが夜市で食べ歩きだったので楽しみです。
どんな美味しい物があるのでしょうか。

西門夜市

この門をくぐるとその先が西門夜市となっています。
まだ完全に日は暮れていませんがそれでも多くの人が夜市を訪れていますね。
イメージ的には日本人のお祭りの屋台か東南アジアのマーケットを想像していたのですが割とちゃんとした店舗を構えている店がほとんどです。

ローカルチックな屋台というより原宿の竹下通りをイメージした方がいいかもしれません。
少し僕のイメージとは違いましたがこれはこれで楽しそうです。
家族連れから若いカップル、学校帰りの女学生など様々な人で賑わっています。
海外から来たであろうおば様方もいましたが一人革ジャンを着てる僕は若干浮いてました。

美味しい物を探して歩いていると“Big Chicken Fried”の文字が。
これは台湾の屋台で食べたかった顔のくらい大きいフライドチキンだ。
フライドチキンは西門夜市でも人気なようで既に行列が出来ています。
僕も並んで買いました。値段は確か120元、540円くらいでしょうか。

少し高い気もしますが台湾の屋台はどれもこれくらいの値段も物が多いです。
日本と比べたら多少は安いですがフライドチキンに500円はやはり高い。
セブンイレブンの揚げ鶏2つ買えるぞ。
そう考えたらなんだか勿体なく思えてきましたが思い出作りなのでいいんです。
どーん!デカいしうまそう。
味はスパイシー有or無しが選べました。僕は辛いのが苦手なのでもちろん無し。
僕の他に並んでいる人達が9割、いや僕以外全員スパイシーを選んでこれでもかというくらい辛そうなスパイスをかけられていました。
行列の割には10分くらいで買えたのでそんなに待つ心配はないです。

早速食べてみましたが普通に美味しい。
スパイスかけなくてもちゃんと味が付いているので辛いの苦手な人でも大丈夫。
そこら辺の段差に座り、イチャイチャ楽しんでるカップルを睨みながら食べます。
食べきれるか少し心配でしたが中心部は骨や軟骨なので思ったよりボリュームはないかも。

それでも一個でお腹いっぱいになるくらいのボリュームはあります。
味付けもシンプルでずっと食べても飽きないですし、謎の紙袋のお陰で手を汚さないで食べれるので女性にもおすすめのチキンです。
お腹も満たされたので西門夜市のまたぶらぶら練り歩いていきます。
これは台湾のピンボールかパチンコでしょうか。
詳しいルールは分かりませんがお金を入れると玉が出てきてそれをはじくと点数がもらえるみたいです。
もらった点数は景品と交換できるみたいで日本のゲームセンターのような感覚ですね。
面白そうなのでやろうかと思いましたがルールがわからないのと景品は荷物になるのでいらないので今回はやりませんでした。また機会があればやります。

という感じで西門も街と西門夜市の紹介は以上です。
西門夜市は思っていたローカルか感じではありませんでしたが今の台湾の流行が知れて良かったですしビックフライドチキンも食べれたのでまた来ようと思います。
西門は本当に原宿みたいな若者が集う街。という感じでした。もっと西門含め台北を探索したいですね。

次回

次回はいよいよ台湾旅行の目玉、九份に行きたいと思います。
九份と言えば、あの“千と千尋の神隠し”のモデルになったと噂されている台湾でも有数の観光地です。
調べたところなんと僕が泊まっているルイファンからバスで15分程度で行けるとか
これはもう明日いくしかないということで行ってきます。

すごく楽しみですし今回はvlog用のミニ三脚も持っていくので動画撮りたいと思います。
夕暮れ時の景色がいいらしいのでお昼過ぎに行って観光してから夕暮れの景色を堪能したいです。
どこまで千と千尋要素があるのか分かりませんが単純に観光地としても楽しめそうなので期待したいですね。
恐らく人が凄く多いので荷物管理には気をつけて行きます。

ということで今回の記事はここまで。
初めての台北、西門でしたが思っていたより都会でしたしほぼ東京みたいな感じでした。
それでもちゃんと台湾も文化も根強く残っているので台湾の独自の文化の発展が感じられます。
次回は九份を堪能していきたいと思います。それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!