ルイファンから九份の行き方
今回の台湾旅行の大きな目的のひとつ。
千と千尋の神隠しのモデルになったと噂されている九份に行ってきます。
僕が泊まっている瑞芳(ルイファン)から九份まではバスで一本で行けます。
九份行きのバス乗り場は駅から3分ほど歩いたところにあるのでルイファン駅を降りたら駅を背にして左方向に歩きましょう。
九份行きのバスは何種類かありますが「788」「F802」「825」「827」「856」「965」「F802」の番号が書かれたどれかのバスに乗れば大丈夫です。
運賃は15元(約67円)でした。九份まではだいたい15分程度で到着しますがバスの中は結構揺れるので気をつけてください。
座れればいいですが人気の観光スポットなので乗客も沢山います。
なので早めに並ぶか余裕をもって次の便を待てば座れると思います。
僕は一刻も早く行きたかったのでぎゅうぎゅうのバスに乗って行きました。
15分程度の移動時間でしたが道が悪くてかなり揺れるのと車内は結構狭いので少し疲れる。
山道をズイズイ進んで行くと九份に到着しました。
バスを降りると坂道を沿うように人の列ができています。
どこに続いているか分かりませんがとりあえず並んでみることに。
どうやら九份老街の入口に繋がっているみたいです。
九份老街
すごい数の人と狭い道のせいで入口は人でごった返しています。
満足に進むことすら出来ませんが少しずつ歩みを進めて九份老街に入っていきます。
今のところ千と千尋の神隠し要素はほぼゼロです。笑
中に入ると両サイドに様々な屋台が並んでいて真ん中の通りを人々が行き来している感じですね。
屋台は雑貨屋から食べ物を売っているお店、服を売ってる店など様々です。
右に左に様々なお店で賑わっていて美味しそうな食べ物もたくさんあります。
とりあえず人の流れに逆らわず歩いていくと分かれ道に到着。
そのまま、まっすぐ進むと拓けた場所に到着して九份からの景色が一望です。
ただこの日はあいにくの曇り模様だったのであまり景色は良くなかったです。
更に先に進みましたがお店がぽつりぽつりとあるだけであとは普通の住宅地に続いてる道なので引き返して他の道に行くことに。
残る道は2つです。登りの道を行くと更に屋台やカフェが並んでいて最後はトリックアートの様な階段がありましたが人がたくさん座っていてトリックが台無しだったので引き返します。
残すは最後の道です。
最後は下りの道なのでただの帰り道かと思いましたがその先には九份老街で一番有名な写真スポットがありました。
この画角サイトで見た事あるな。と思い出して僕も写真を撮ろうとしますが人気の写真スポットなだけあって撮影スポットの争奪戦が起きてます。
大人しく順番を待って写真を撮りました。
写真も撮り終えたのでそのまま道順に沿って降っていきます。
また分かれ道です。下に降る道と右折する道。
おそらく下に行くとそのまま出口だと思ったので右折します。
今度は人気のない広い道がずっと続いています。
お店がある訳でもなくただ道が続いているのでここはもう九份老街ではなさそうです。
途中で可愛い猫ちゃんに出会いました。
なにかを一生懸命探してます。
更に奥に進んで行くと巨大なお寺が出てきます。
まだこんなものを隠し持っていたのか、やるな九份。
凄く綺麗で大きい割に人が少ないです。みんなそのまま下に降って帰ってしまったのでしょうか。
だとしたらもったいないですね。白人の親子がお寺の前で仲睦まじい。
このまま道なりの降っていけば出口に行けるみたいです。
途中で九份老街に合流できる階段があったので僕は階段を登って2周目突入です。
さっきに景色が一望できた場所に行くと猫ちゃんが柱で寝てました。
なかなかサービス精神旺盛の猫で金儲けできそうな匂いがします。
さすがに歩き回ってお腹空いたのでどこかで腹ごしらえをします。
小籠包が美味しそうなお店を発見。60元でチャーシュー丼が買えるのでチャーシュー丼を買いました。
人気のお店なのか席は2階までほぼ満席で辛うじて2席空いていたので確保します。
チャーシュー丼は想像より少し小さいですが美味しいですし意外と腹も膨れました。
いい感じにお腹も満たされた午後4時頃。
九份老街は夕暮れ時が一番映えるみたいなので1時間くらいベンチに座りながら動画を観て時間を潰します。データ無制限最高。
日中は革ジャンだと暑いですが夕暮れ間近やじっとしていると寒いので革ジャン着てきて良かったです。
1時間くらいして段々空が暗くなってきました。それと同時に提灯が照らされ雰囲気が出てきました。
2週目どころか気づいたら3週していたので目標だったvlogを撮ってみる事に。
この為にミニ三脚も持ってきたのでLumix G8に装着して動画を撮りながら九份老街を歩いてみます。
※まだ動画を準備できていません、すいません。
なかなかいい感じ。このまま動画を撮影しつつ写真スポットまで歩きます。
提灯が灯った写真スポットは既に凄い人だかりができています。
みんなカメラを片手にいい写真を撮ろうと血眼になっていますが僕はさっき撮ったので軽く撮れればそれでいい。
僕の後ろにも凄い数の人が並んでいるので軽く1、2枚だけ撮って撤退します。
九份老街来てから一番人が多いんじゃないかと思うくらいどこもかしこも人だらけ。
日が暮れ始めた時の写真です。
写真をも結構撮ったしこのままvlogの動画を撮りながら出口に向かって降って行きます。
とその時、スリッピーな石の階段に足を滑らせ思いっきり転倒して両肘と腰を階段に強打。
もちろん痛いですがそれよりも恥ずかしい。よりによってこんな一番人の多い場所で転ぶとは。
何事もなかったかのように立ち上がりましたが目の前おばちゃんの僕より驚いてた顔が頭から離れません。
幸いカメラなどの機材は無傷でホントに良かった。
両肘は少し痛みますが強打した腰はほぼ無傷。これも筋トレの恩恵でしょうか。きっとそうだ。
最後の最後にとんだ赤っ恥をかきながら出口に向かって歩いていきます。
帰りも同じように反対側のバスに乗れば帰れます。大体のバスはルイファンに行くと思います。
次回
肘はそのあと少し痛みましたが骨に異常はなさそうです。
千と千尋要素はあまり感じられませんでしたが観光地として単純に楽しかったです。
あまり過度な期待をせずに行くといいかもしれません。
お土産やオシャレなカフェに美味しそうな屋台いっぱいあるので十分楽しめると思います。
夕暮れ時は一番景色は綺麗ですが人も多いので少し早めに来てある程度観光してから帰りに綺麗な夕暮れの風景を見るのがいいかもしれません。
台北からもルイファンまで電車で一本ですのでアクセスしやすいと思います。
ただ台北からルイファンまでの移動時間が50分くらい掛かるので時間には余裕を持ちましょう。
ということで九份、九份老街の紹介記事でした。
大勢の人前で醜態を晒した事以外はとても満足ですし歩いていて楽しい街でした。
今年も残すところあと1日。次回は年越し花火の様子をリアルタイムで更新していきたいと思います。
下見もしたので準備はできています。あとは場所取りと時間が過ぎるのを辛抱強く待つだけ。
それでは皆さん大晦日にまた会いましょう。ありがとうございました！
