ルイファンから猴硐猫村

台湾に猫の楽園があると聞いたので行ってみました。
その猫村の名前は猴硐(ホウトウ)猫村です。僕が泊まっているルイファンからは電車で1駅。
九份に続いてここでも最初の宿をルイファンにした恩恵を受けています。まぁここの宿しかなかったのですが。
猫好きな僕としては楽しみでしかない観光地、噂によると村には100匹の猫がいるとか。
そんな幸せな村があっていいのでしょうか。

僕が猫を飼い始めたのが中学生の頃だったと思います。
一匹の黒猫でした。
その猫は僕がスーパーロボット大戦をやっている時に車に轢かれて亡くなってしまいましたがその後も猫を飼い続け今では4匹の猫を共に暮らしています。
僕にとって猫とはもはやかけがえのない存在ですし猫なしでは生きていけないくらい猫が好きです。
そんな僕にとって猴硐猫村とはまさしく楽園以外の何ものでもない。

電車に揺られること1駅。あっという間についてしまいました。
台北からお越しの際はルイファンで乗り換えでください。
人気の観光スポットなので人もそれなりにいますね。猫ちゃんのはどれくらい触れるのでしょうか。
やはり観光地の猫なので人に慣れているのかもしれません。駅の飾りが早くも猫だらけ。

猴硐猫村

駅には様々な猫の飾り付けが施されています。
出口は二手の分かれていて猴硐猫村に向かうルートと屋台などがあるルートです。
看板もあるので分かりやすいと思いますが右側のルートが猴硐猫村に続く道となっています。
それではいよいよ猴硐猫村に行ってきます。どんなかわいい猫がいるのでしょうか。
第一村猫発見。
上手く擬態していますが僕の目は誤魔化せません。もっとそこらじゅうに猫が何匹もいるかと思いましたが意外と少ない。
天気が曇りというのも関係ありそうですね、晴れていたら猫が日向ぼっこに来るのかも。
しかもせっかく猫の出会っても、ちゅーるを持った他の観光客に占拠されてしまいます。
一方、猫への愛情しか持ち合わせていない僕ですがかれこれ10年以上猫を飼っている愛猫家といて負けるわけにはいきません。
村自体は結構古びた村で猫なしでは到底やっていけなさそうな雰囲気です。
ですがこの廃れた環境が猫にとってはいい環境なのかもしれないので持ちつ持たれつと言った感じですかね。
猫たちは人間に慣れている様子で怯えることもなくちゅーるをひたすら食べています。
毎日これだけのちゅーるや美味しいご飯を食べられるなら猫にとっても楽園なのかも。
普通のカフェや飲食店、猫カフェなどもあるので猫と触れ合った後もゆっくりできます。
またお土産屋さんも充実してますので猫好きの友達にも素敵な贈り物が見つかるでしょう。
ただお土産屋さんはクレジットカードが使えない店が多いので注意してください。
意外と猫村は広くて村を周りきるのに30分以上は掛かるでしょう。猫と触れ合っていたらもっとですね。
開運祈願のお土産屋さんもあります笑
中には御守りや幸運の猫の置物なども売っているので是非見てみてください。
猫村の奥の方に進んで行くと猫との遭遇率も増えてきました。いたるところに猫、まさしく猫村です。
凄く人に慣れているので優しく触れば撫でることもできますし近くで写真も撮れせてくれます。

猫を触る時のポイント。
まずゆっくり手を差し出して匂いを嗅いでもらい身の潔白を証明します。
ただの猫好きだという事を分かってもらえたら頬を軽く撫でていきましょう。
喜んでいるようだったら頭や喉、首元を撫でると大体の猫は喜びます。
ですが猫によっては顔を触られるのが嫌な猫もいるのでそういった場合は首元や背中辺りを撫でるといいでしょう。

手足やお腹、下半身は基本NGです。
猫は警戒心の強い生き物なので基本的ゆっくり動くと怖がられずに済みます。
猫が嫌な素振りを見せたらすぐに辞めるのが吉です、痛い目に合うかもしれません。
最終的には全て猫の気分次第です。少しでも気分が良くなる行動をして後は気が向いてくれるのを気ままに待ちましょう。
この子は猴硐猫村で見つけた僕の推し猫ちゃんです。
最初は草の陰に隠れていましたが僕の愛が伝わったのか出てきて写真も撮らせてくれました。
顔と模様が推しポイント。猫にも人間のようにそれぞれ顔の特徴があるので皆さんも猴硐猫村で推し猫見つけてみてください。
猴硐猫村には色んな種類の猫がいるのできっとお気に入りの猫が見つかると思います。
外国人が座って絵を描いていると猫が近づいて膝に座りました。羨ましい。
これには外国人もにんまり。なんてサービス精神旺盛な猫なんでしょう。人に慣れすぎです。
猴硐猫村の猫たちは毎日観光客からちゅーるやらご飯を貰っているので野良猫とは思えないくらい肌艶がいいですし、みんなぽっちゃりしてます。さぞいい暮らしをしているのでしょう。
元々はネズミ除けとして住み着いた猫たちですが今では立派な観光大使です。

村の反対側

猫村も堪能したのでお土産を買って反対側の屋台が建ち並ぶ場所に行ってみます。
写真撮っていると一人の女性に話しかけら写真を頼まれました。一人旅っぽい可愛い子でした。
これは猫の神様からの思し召しだと思い写真を撮ったあと思い切って話しかけます。
『どこから来たの?』と聞くと『中国からよ、あなたは日本人?』と彼女。
僕を初見で日本人と見抜く人間はそうそういません。
ですが勢い任せで話しかけのでこの後の会話を用意しておらず少しフリーズしていると『bye』と笑顔で去っていきました。
どうか愚かな僕を笑ってください。自分の対人コミュニケーションスキルのヘボさに凹みながら猫村を後にしました。
猫村の反対側は結構人やお店で賑わっていました。
こっちにもお土産屋さんもあったり屋台などのご飯を食べる所が充実しているみたいです。
それだけでなく自然の景色を楽しむことができますし川には大きな橋が架けられています。
この橋を渡って更に向こう側まで行けるので橋を渡ってみましょう。
橋は線路みたいになっていて下は若干透けているので怖いですが橋から川や景色が一望できるのでおすすめです。
猴硐は元々石炭がよく採れる炭鉱として栄えていました。その名残かこういった橋や洞窟が残っています。
トロッコに乗って炭鉱を探索できるみたいです。橋の向こう側にも飲食店がありました。
もちろん猫村の反対側にも猫はたくさんいるので安心してください。
僕は屋台で買った1口餃子を食べたあと帰りました。

まとめ

ということで猴硐猫村に行ってきました。
右を見ても左を見ても猫だらけで幸せの一言に尽きます。
猫好きな人はもちろん、猴硐猫村にいる猫たちはみんな人に慣れていて人懐っこいのであまり猫の触れ合ったことがない人も安心して猫と触れ合えると思います。
ちゅーるや猫の餌などは現地でも購入することができますので手ぶらでも楽しめます。

ただ猫を触った後に手を拭くためのウエットティッシュなどは持っておいた方がいいでしょう。
カフェなどはありますがどこでも手が洗えるわけでもないですし猫たちは基本自然の中で自由気ままに生きています。
どんな菌を持っているか分からないのでアルコール消毒剤やウエットティッシュは持っていて損はないです。
あとは少し古い村なのでクレジットに対応していない店もあります。ある程度の現金も持っておくといいでしょう。

今回の記事はここまでです。
猫好きは必ず楽しめる観光スポットなので台湾に行った際は是非訪れて欲しいです。
猴硐猫村は世界6大猫スポットの一つにも選ばれてます。いつか全部制覇したいですね。
それではまた次の記事で会いましょう。
ありがとうございました!