挫折したアニメレビュー～ロマンティック・キラー～

2023年8月24日

今回はおすすめのアニメや面白かったアニメのレビューではなく挫折したアニメのレビューを試みます。

何故挫折してしまったのか、どのような点で挫折したのか

このレビューみて自分みたいに人生の貴重な時間を失わずに済んだらいいな

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レビューの前に

初めに僕はこの作品が嫌いでもなければ、この作品が好きな人を否定するつもりもありません。
この作品を面白いと思う人はたくさんいると思うし、そもそも最後まで観ていない自分がレビューするのはおかしいのかもしれません。
ただ現代には無数のアニメが存在していて今もなお増え続けています。
しかし人生に与えられた時間はみな平等で有限です。
そんな中で全てのアニメを視聴する事は不可能に近く、必ず取捨選択をしなければなりません。
このレビューはその取捨選択の手助けになればいいなという想いで書いているので、このアニメの評価を下げてやろうなんて気持ちはありません。
個人的に“合わない”作品だったと言う認識でレビューを書いてきます。

ロマンティック・キラー

突然ですが皆さん。ラブコメって素晴らしいですよね。
男女が笑いあり涙ありの日々のなかで愛や友情を育んでいく姿を観ているだけで心がキュンキュンしますし、胸がポカポカしますよね。
とらドラ！からかい上手の高木さん、五等分の花嫁などなど素晴らしラブコメアニメが日本には存在します。そして僕はまだ見ぬラブコメを探しておりました。

僕がロマンティック・キラーに出会ったのは、ちょうど僕が東南アジアに旅行している時でした。
1ヶ月の旅だったので宿で暇な時間が結構あった僕はアニメなどを観ていました。
ラブコメアニメの気分だった僕の目にとまったのがロマンティック・キラーでした。
あらすじとかは特に気にせずに絵の雰囲気でなんとなく見始めた僕。

第一話、主人公は現実の色恋沙汰よりも大好きなチョコを食べながら大好きなゲームして大好きな愛猫と過ごすことの方が大切な女の子(彼氏なし)
そんな彼女がいつものように大好きなゲームを始めようとするとゲームからいきなり妖精が出てきます。
なんとこの妖精は非モテ生活をしている彼女の生活をイケメン達がうじゃうじゃ現れ、恋愛イベント起こりまくりなまさにギャルゲー生活に変えてくれると言うのです。
仮に僕の前にそんな妖精が現れて今の生活を美人達が溢れるギャルゲー生活に変えてくれると言われたら額が擦り切れるまで土下座して血を涙を流して感謝するところですが、どうやら彼女は今までのゲームとチョコと猫に囲まれた生活を望んでいる模様。
すると妖精は彼女が恋愛に集中できるようにと、あろうことか彼女が大好きなゲームもチョコも猫も彼女の世界から消してしまいます。猫まで取り上げるのはやりすぎだろ、、
自分の愛するものが奪われた彼女は絶望すると同時にこんな仕打ちをした妖精に立ち向かうべく妖精が仕掛ける恋愛イベントとことごとく破壊しようと決心します。
これがロマンティック・キラーのあらすじになります。ちなみに僕はこの時点でだいぶ観る気失せてます（笑）

個人的に合わなかった点

・設定が合わなかった
あらすじで萎えてしまうくらい設定が僕には合わなかったです。
まず前提として恋愛を望んでいない主人公が良くなかったと思います。彼女は今までのゲームしている生活に満足しているのに、それを奪ってまで恋愛されるのは物語として好みの種類ではないと感じました。
コテコテの恋愛アニメ展開を僕はご所望だったみたいです。

・ギャグシーンが正直辛かった
ラブコメディなので当然ギャグシーンもあるんですが僕のツボにことごとくハマらなく苦痛でした。
ゲーム好きな主人公とゲームから出てきた妖精なのでギャグシーンで主人公が勇者の格好になったりとギャルゲーやRPG要素を盛り込んだツッコミやボケがよく出てくるのですが、それが結構鬱陶しかったりします。
たまになら良いアクセントになるのですがギャグも多めで観る気力をどんどん削がれる感覚でした。

・男性キャラ
ロマンティック・キラーは主人公が女の子で日常生活がギャルゲー生活になってしまうという事でいわゆる逆ハーレムが発生するのですが主人公が一番最初に出逢う男性キャラがすかしクールなイケメンです。
僕は何を隠そうすかしクールなイケメンキャラが苦手です。
このすかしクールなイケメンは女子からの告白に『そんなの興味ないから』的な対応します。
この時点でうわって感じでした。主人公には何かと優しいのですが僕はどうも感情移入出来ませんでした。
逆ハーレムなので後から新キャラが出てきますが、一番最初のキャラが苦手なすかしクールイケメンキャラとはつくづくこの作品とは相性が悪いなと思いました。


あと主人公が溺愛している猫を勝手に離れ離れにするのは猫派を僕にとってはどうしても許す事のできないことでした。