Netflixオリジナル映画レビューやっていきます。
今回はTall girl(トールガール)のレビューです。
それではいきましょう
評価
早速評価します。 ★3.8です!★4でも良かったのですが★4クラスの映画は何度も観たくなる映画にあげたいという謎の判断基準が自分の中で芽生えたので★3.8としました。 とても面白いし、よくできた映画だなと思いました。以前一回観た事があってレビューの為にもう一度見直したのですが2回目でもすごく楽しめました。 正直2回目だしレビュー書くためだから飛ばし飛ばしでいいかなと思っていたのですが面白くて結局全部観ちゃいましたね。 今回はネタバレ無しでレビューしたいと思います。
あらすじ
主人公は女子高校生のジョディ。 彼女の悩みは身長が187㎝もあること。そのせいでクラスの人にからかわれる日々。 なるべく目立たないように猫背で自分自身を殻に閉じ込めていた彼女も前に現れたのはスウェーデンからの交換留学で来た留学生。 自分より高身長で頭もよく、しかもイケメンな彼に心惹かれていくジョディ。 なんとか彼の気を引く為にコンプレックスと向き合う決意をしたジョディだったが、、。
面白かった点、良かった点
〇登場人物の個性と関係性 登場人物のキャラクターがすごく立っていて個性的かつ分かりやすいキャラクターをしています。 主人公をいじめっ子から守る強気で明るい友達や、所謂スクールカーストの頂点に君臨し我が物顔で学校を支配するいじめっ子など、アメリカの学校なんか行ったことないのに『でた、こういう奴』と思ってしまうほどそれぞれの個性がよく描かれています。 僕がトールガールで一番評価した点は主人公の幼なじみで親友のダンクルマンが主人公に好意を抱いてるところ。 よく腐れ縁の親友だった男友達に対して恋心に気付くみたいな展開があるあるですがダンクルマン君は初っ端から主人公の事が大好きです。 主人公ジョディに比べて小柄なダンクルマンはジョディからは身長差を理由に相手にされません。 それでもあの手この手でジョディにアプローチします。さすがアメリカだぜという感じ。 健気にジョディにアプローチし続けるダンクルマンは応援したくなる物語の裏主人公でしょう。 ジョディと留学生の恋路を邪魔したいのに留学生のホストファミリーになってしまったりとダンクルマンの動向も目が離せません。 主人公と登場人物も関係性がすごく良く出来ていて、それぞれの登場人物との関係性があるからこそ展開されるストーリーが面白いですね。 〇起承転結がgood 1時間40分くらいのそれほど長い映画ではないけど起承転結がしっかりしてるので観ていて飽きません。 主人公ジョディ視点だけなくダンクルマンや友達の視点も絡めて物語が進行するの色んなキャラクターに感情移入できるでしょう。 恋愛もの特有の意味不明なすれ違いも少なくイライラする心配もありません。 〇伏線回収が綺麗 さりげなく散りばめられた伏線を綺麗に回収していきます。特に最後の伏線回収はかなりgoodです。 ストーリー展開、キャラクター、起承転結と全てが上手くまとまっていて本当によくできた映画だと思います。 どこかの思わせぶりなシーンの散りばめ伏線回収もないまま終わる意味不明な映画とは大違いです。 ベケットお前のことだぞ。 〇ラブコメディだけど、それだけじゃない。 ジャンルでいうとラブコメディなので基本的に恋愛模様でストーリーが発展していきますが、それだけにとどまらず友情や姉妹愛、家族愛も感じられるストーリーになってます。 恋のときめきもありますが家族のほっこりもあったりと一度で二度美味しい映画ですね。 しかも自身のコンプレックスを受け入れようとするジョディの姿みて前向きになることもできるので単なるラブコメディという括りにしておくにはもったいない映画と言えるでしょう。
さいごに
ベケットの記事を書いている時はネタバレとかどうでもいいと思っていたので結構書きやすかったのですがトールガールは面白いが故にネタバレ気にしながら魅力を伝えるのが難しいかったです。 とりあえず本当に面白いですので観てほしいですが、映画はハードルが上がりすぎてるとマイナス効果が起こりやすいので、ほどほどの期待度観てほしいです(笑) 映画観ていて気になったのはアメリカでも長身だといじられるんだなという事です。 舞台が高校とで多感な時期という事もあるんでしょうけど、イメージではアメリカ人は皆背が高い(日本に比べて)ので高身長な事は割とノーマルで背が低いほうがいじられるイメージだったので意外でした。 やはり世界共通で自分の隣に並ぶ人とのバランスを気にするんでしょうね。 なんとすでにトールガール2も作られているのでトールガール2のレビューも今度書きたいですね。 ただpart2というのはなかなか鬼門で2が作られるという事はpart1が面白かったからでpart1が面白いという事はpart2観る人の期待が高いという事なので僕の“映画と期待度”理論だとかなり危険です。 現にpart2でこけてる作品もたくさんありますしトールガール2が大丈夫が心配ですが、だからこそレビューしがいがあるというものです。 ちらっと予告みた感じたと前作の登場人物もたくさん出てくる様子だったので、その辺は少し安心しました。 今回の記事はここまで、また次の記事で会いましょう。 ありがとうございました!