まずはターヒエン通りで一杯

昼間の観光を終えて次なる目的はクラブに行くこと。
ですがお腹が空いてので腹ごしらえに行きます。
晩ご飯は昼間に食べたClay Pot Riceを再び食べます。
色んな味やお肉の種類があるので1日に2回食べても全然飽きません。
そして腹ごしらえを済ませたあとはまたターヒエン通りに行きます。
とりあえずターヒエン通りを1周して今日飲む店を決めます。
途中可愛い女の子の話しかけれてちょっと期待したらクラブの勧誘だったりと色々ありながら結局ターヒエン通りの入口付近のお店に決めました。
今日もターヒエン通りは盛り上がっていて流れてくる人見ながらお酒を楽しみます。
途中でいきなりカラオケを歌い始める人が現れたかと思えば、反対側からもカラオケおじさんが参戦してストリートラップバトルが始まる予感がしました。
猫抱えながらタバコやガムを売っている少年がいたりと夜もカオスなハノイ街。
本来音に敏感で騒音を嫌うはずの猫もぐっすり眠れるように鍛えられていました。
僕は今回もSTRONGBOWのリンゴ味を頼みました。(というかこれ以外不味くて飲めない)
そろそろ道行く人間観察も飽きたのでクラブに行くことにします。

クラブでGO!

ハノイでおすすめのクラブと言えば“1900 club Hanoi”が定番みたいです。
ちょうどターヒエン通りの途中にあるクラブなので行きやすい。
入場料は1人20万ドン、日本円で1200円くらいです。
さらに入場料を払えばビールが無料で付いてくるので入りやすいと思います。
早速僕たちもクラブに行こうとしたのですが列に並んでいる時に知らない白人女性に話しかけられる僕。

どうやら『これからクラブに入るのか?』と聞いているみたいですが僕は知らない美人の白人女性に話しかけられていつものように狼狽しています。
その間友人は流暢な英語で女性と話しています。
話している内容は聞き取れるのですが、どうやって会話に入ったらいいか分からず置いてけぼりの僕。
すると女性が『なんで黙ってるの?』とパスをくれました。

友人も『何話そうか考えてるだよ。』と言ってました。
そうです。何を話そうか考えいるのです。
そして僕が振り絞った言葉は『Where are you from?』でした。
恐らく3ターンくらい前にする話題でしたが彼女は優しく答えてくれました。
そんなやり取りもありつつクラブに行きます。
クラブは1階と2階があって1階はダンスフロアになってます。
とりあえず無料のビールをもらって飲みますが不味い。
仕方なくチビチビ飲みながら音楽を楽しみましょう。
すると友人が『風船吸いたい。』と言い出します。
風船は笑気ガスの事でハノイのクラブに行ったら風船を吸いたいと友人が何度も言ってました。

以前ダナンのクラブに行った時も韓国人のカップルがずっと風船吸いながら踊っているのを目の当たりにしていたので僕は敬遠していましたが友人は興味津々な様子でした。
謎に風船にアクティブな友人に若干引きながらも友人が風船を買うのを待っていると『写真撮ってよ!』とすごくはしゃいでいる友人が風船を持って立ってます。
念願のおもちゃを手に入れた子供のような満面の笑みを浮かべている友人を写真に収めます。
僕は一旦友人を放置して1階で一人で美味しくないビールをしっぽり飲んでいました。
すると友人がどこからともなく現れてきたのですが完全に出来上がってる状態。
とにかくニコニコしていて楽しそうです。
こうなったら僕も楽しまないわけにはいきません。

なるべくDJブースの近くまでダンスフロアを踊ります。
現地人の踊りとかをマネしながら踊っている姿を見て友人は大爆笑。
海外で楽しそうな友人を見れて僕もテンションが上がり変な踊りを踊りまくります。
それを見てまた友人が大爆笑。
とても楽しいクラブでした。

いい感じ踊り疲れたので部屋に帰ります。
クラブから出て部屋に戻る道中もまだ友人はハイになったままです。
なんだかよく分からない事を言いながらボックスステップで歩いています。
笑いの閾値が低くなっているのか僕の些細な一言に爆笑しながら膝から崩れ落ちていく友人。
少し心配になりましたが楽しそうで何よりです。

しばらく歩いていると原付に乗ったおばさんが話しかけてきて『ブンブン、ブンブン』と夜のお店の勧誘をしていきます。
ハイになっている友人はおばさんと楽しそうに話していますが友人が『お金ないよ。』というと蜘蛛の子散らすように帰っていくおばさん。
そんなおばさんに何故かキレてる友人。
ハノイという街は人もカオスにするみたいです。

しばらく歩いたら酔いも醒めてきたのかいつも友人に戻ってました。
部屋に戻る前にコンビニに寄ってから帰ります。
道中、突然現れたネズミにガチビビりする友人。
まだまだハノイ夜を楽しめそうですが明日もあるので今日はこのくらいにします。

次回

部屋に戻ると完全に正気を取り戻した友人。
話はクラブに戻って僕が踊っているところチラチラ見ている女性がいたとか。
確かにその視線は僕も感じていて『なんかやたらと目が合うな。』と思っていました。
しかし女性が友達二人で来ていたので友人同士で楽しんでいるのだろうと思っていましたが後で友人が撮ってくれた僕が踊っている動画を観ていると僕が踊っている最中もガッツリ僕の事を見ています。

これはもしやワンチャンあったのではないか、、。
実際話しかけられそうな雰囲気もありましたがその時は『あっちから来たら話そう。』という考えでした。
しかし今になって思えば話しかける以外の選択肢はなかったです。
後悔しても遅いですが普通に美人だったのでショック。

もちろん僕の思い過ごしの可能性もありますがせめてチャレンジがしたかった。
こんなんだからいつまで経っても彼女が出来ないのでしょう。
楽しい思い出に少しほろ苦い感情が追加されました。
明日は友人はダナンに向かって出発して僕も別のドミトリーに移動するので悲しみの中眠りにつきます。
それではまた次の記事で会いましょう。ありがとうございました!