素敵な街ダナンを満喫してホーチミンに移動します
ようやく横断旅っぽさが出てきたところでしょうか
早速いきましょう
ダナン探索 最終章
ダナンでの旅ともいよいよお別れが近づいてきました。 正直天候に恵まれなかったり朝起きれなかったりして何も書くことがない日もありましたが残りの期間で体験したことをまとめて書いていきたいと思います。
後日リベンジしたダナン大聖堂です。晴れてたらもっとピンクなんですけどね泣
ダナン彫刻博物館
古代チャンパ王国の遺した彫刻芸術品や遺跡などの遺産が展示されてる博物館です。 暇だったので行ってみました。入場料は300円くらいですが、入り口のおじさんに『どこから来たの?』と聞かれて、日本と答えると『こんにちは!』言われてそのまま通してくれました(笑) 親日サービスだったのでしょうか、、真相は不明です。 彫刻博物館の名に恥じない数の彫刻や石像が展示されていました。 暇を持て余す旅人には嬉しいボリュームなうえ、クーラーも効いていて快適でした。 彫刻のプレートを見てみると“シヴァ”や“ブラフマー”などの神々が彫られていました。 どいつもこいつも楽しそうに踊っていて遺跡ライフを満喫してるみたいです。
ポーネグリフみたいな石版もありました。
楽しそうな神々
ダナン博物館
3階建ての以外としっかりしている博物館。ベトナムの伝統と文化やベトナム戦争などについて学べます。 英語とベトナム語の説明分しかありませんが模型とパネル、実際に使われた大砲などがたくさん展示されているので見てるだけでも楽しめます。
こんな感じで展示されているので結構迫力があります。 この他にもミサイルやピストルなど当時の使われていたであろう武器がたくさん。 ダナンはベトナム戦争当時、激しい戦地になっていました。その時の資料も展示されていたのでダナンやベトナム戦争の歴史に関心がある人は訪れてみてください。 1階はベトナム文化の歴史やベトナムの人の当時の暮らしを模型で再現しているのでベトナムをもっと知りたい人は是非行ってみてください。
クラブで夜遊び
夜も更けてきた頃、せっかく海外来たんだからたまには遊びたいなと思ってクラブを探しました。 日本のクラブは人生で一回も行ったことがなくうるさい環境が苦手だったので避けていたのですが、海外で初挑戦しようと思いクラブを探しますがどこも初心者の僕にはハードルが高そうな店ばかり、、。 なんとなく街をトボトボ歩くとどこからかバンドの音楽聞こえてきます。 音楽が流れる店を覗くとバンドが生演奏をしてました。ロックに目がない僕は勢いのまま店の中に。 とりあえず一番安いお酒を頼んで演奏を聞きます。多分タイガービールだったと思いますが普段全然お酒を飲まないので全然美味しくない(笑) 演奏も知らないベトナム人が歌う知らない歌でしたが生の楽器の音が心地よく、今日はここで飲み明かすぞ!思った途端に演奏が終了し、バンドも帰り支度を始めます。 音楽のないこの店に居座る意味がないので店を出て、また歩き出しました。 すこし歩くとクラブを発見。とりあえず入ってみることに。 中は無駄に煙たく生演奏とはかけ離れた下品な爆音が響きます。 客もベトナム人からロシア系の白人、韓国人達でごった返していました。日本人はいませんでした。 とりあえずトイレに逃げ込み作戦を考え、空いてるテーブルに入り込む事にします。 ちょうど空いているテーブルを見つけてなんとなくクラブに馴染んでる風を醸し出していたのですが店員に見つかってカウンター席に連行されます。 とりあえずまた一番安いビールを頼んで適当に時間を潰そうとメニューを見ると、さっき入った店と同じビールが3倍くらいの値段で売られてました。 しょうがないので3倍の値段のビールをちびちび飲んでいると隣にベトナム人男性に座って話しかけてきました。 クラブの爆音とお互いの英語力、ヒヤリング力が壊滅的で一向に話が進まない時間が数分流れましたが、雰囲気とお酒の力でなんとか乗り切り何故かインスタを交換しました。 ビール飲み終えた帰ろうと思っていましたがビール不味すぎて全然減りません。 それでもちびちび消費してると後ろの韓国人グループが暴れながら何か風船みたいな物を吸引してました。 明らかに身体に悪そうな物体ですが、僕が調べたところによると医療用で使う麻酔が入ったガスみたいです(笑) ベトナムのクラブではよく売ってるみたいですがあまり買うのはおすすめしません。 ちなみにその韓国人は風船を爆買いしていて、とても楽しそうにラリってました。 なんだかんだで人間観察を楽しんだので店を後にして、日の出が見れるかもと思いビーチに向かいました。 結論から言うと日の出は全然見れませんでしたが代わりに夜明けと共に海に入っていくベトナムのおばさんおじさん集団を見ることができました。 生まれたてのウミガメみたいに一斉に海に入っていく姿が結構面白かったです(笑) ウミガメおばさん以外にも夜明けと共に踊りだす集団が何グループもいてベトナムの高齢者は元気だなと思いました。
音楽に合わせてみんなで踊ってました。
ハン市場以外のマーケットも行きました。 ハン市場は観光客向けのマーケットだったのに比べ、こっちの市場はローカル寄りだったので人も店もごちゃごちゃしていて結構カオスでした(笑) こういうマーケットに来ると東南アジアに来た!って感じがして好きなんですけど買い物をしようとは思わないですね笑 そしていよいよダナンを出発してホーチミンに向かいます。 ホーチミンまではベトナムの国内線の飛行機で移動しました。
ホーチミン
素敵なダナンという街にすっかり心を掴まれ、名残惜しいですがホーチミンに移動します。 ホーチミンまでは飛行機で1時間半の空旅になります。飛行機代は7000円くらいでした、多分。 ホテルから徒歩とタクシーを使いダナンの街に別れを告げながら空港まで移動します。
今回の旅の相棒NOMATIC君もどこか寂しそうです。
無事空港に着いたので飛行機を待ちます。
最悪な空の旅
ホーチミンまでは一時間半。窓側の席に座り、隣には白人の美男美女カップル。 映画を観るにも中途半端な時間なので音楽を聴きながらボーっとしながら窓から見えるダナンの街を見下ろします。 気づいたら寝てしまっていて40分くらい経っていました。ホーチミンまではあと1時間くらい。 起きてすぐある異変が、、。 めっちゃ気分が悪い。頭がクラクラというかフワフワするし、お腹も痛くとにかく気分が悪い。 冷や汗も止まらず水を飲もうが目ををつぶろうがまったく改善されず、死にそうになりながらうつ伏せになるのが精一杯。全身の血の気が抜けたような、貧血みたいな感覚になる。 さすがに様子のおかしいアジア人に隣のイケメン彼氏も『こいつ大丈夫か』と若干引き気味。 そんな顔しないでくれと思いながら、状態は悪化していく。 しかも飛行機という閉鎖された環境が1時間以上続くという絶望的状況が更に体調を悪化させてくる。 このままじゃどうしようもないと思い、CAに体調が悪い事を伝えるとエチケット袋を渡される。 こんな物で良くなるのなら世界平和はとっくに実現しているだろう。 限界が近づいてきた僕はトイレに行かせてくれと懇願し、あまりの体調の悪さにもはやドン引きのカップルを尻目にトイレに向かう。 そしてトイレに向かう僅か数メートルの距離を歩いている最中に突然体調が改善しトイレに入った時にはいつも通りの自分がいました。 数秒前の体調不良が噓のように良くなり、あの原因不明の体調不良はなんだったのかと思っている途中でCAが心配して声をかけてきました。 あんな死にそうになりながら懇願してトイレに行かせてもらった手前、ケロッとしてるのも申し訳なくなり、一応かすれた声で『オーケー、、。』と答えます。 その後数分トイレで何もせず過ごして、何事もなかったかのように席に戻り、何事もなかったのようにホーチミンに到着しました。 あの突然の体調不良はなんだったのか、そして何故数メートル歩いただけで治ったのか。 すべてが謎に包まれたまま最悪の空の旅は終わりました。 隣の美男美女カップルにドン引きされたのがただただ恥ずかしかったです。
その後も体調は至って普通でした、、。
次回
謎の体調不良に見舞われながらなんとかホーチミンに着きました。
いよいよ次回から本格的にホーチミン編に突入します。
ダナンとはまた違った魅了を伝えられると思います。
次回をお楽しみに! それではまた! ありがとうございました。